Windows 8 CVD を Windows 8 デバイスにリストアすることができます。

前提条件

クライアント マシンに Mirage クライアントをインストールします。『VMware Mirage インストール ガイド』を参照してください。

このプロシージャによって、ユーザーはリストア操作後に参加するため、このエンドポイントのドメインを選択できます。同じ認証情報を毎回使用する場合は、以下を実行します:
  1. Mirage 管理コンソール ツリーで、[システム構成] を右クリックして [設定] を選択します。
  2. [全般] タブを選択して参加するドメインで使用する認証情報を入力します。

    ドメイン参加アカウントは、適切なセキュリティ権限要件を満たす必要があります。全般システム設定を参照してください。

手順

  1. 管理コンソールで、[共通ウィザード] > [ディザスタ リカバリ] を選択します。
  2. [ユーザー マシンの交換] を選択して [OK] をクリックします。
  3. CVD をリストアするデバイスを選択して、[次へ] をクリックします。
    CVD がリストア可能であるデバイスだけがリストされます。
  4. 選択した CVD およびデバイスのリストア オプションを選択して、[次へ] を選択します。
    現在のレイヤ (適用されている場合) を維持するか、リストから新しい基本レイヤを選択するか、または基本レイヤなしで続けることができます。
    オプション 説明
    フル システム リストア

    このオプションには、OS、アプリケーション、ユーザー データ、およびユーザー設定が含まれます。

    このオプションを Windows ボリューム ライセンスまたは Windows OEM SLP ライセンスで使用します。

    OS、アプリケーション、およびユーザー ファイルを含む CVD 全体が交換デバイスにリストアされます。交換デバイスの既存ファイルは失われるか上書きされます。

    このオプションを使用するには、基本レイヤを選択する必要があります。

    ユーザー データおよび設定だけをリストア

    ユーザーを Windows 8 マシンから別の Windows 8 マシンにマイグレートするには、このオプションを使用します。

    交換デバイスの OS は、CVD の OS と同じまたは以降のバージョンである必要があります。

    ユーザー データおよび設定だけが交換デバイスにリストアされます。交換デバイスにインストールされた既存の OS およびアプリケーションは保持されます。

  5. (オプション) CVD の命名およびドメイン オプションを指定します。
    1. リストアされるデバイスのホスト名を変更または定義します。
    2. リストア操作後に参加するため、このエンドポイントのドメインを選択します。現在のドメインがデフォルトで表示されます。
      OU およびドメインを入力するか、ドロップダウン メニューからそれらを選択します。
      ドロップダウン メニューが、システムのすべての既知のドメインで入力されます。各テキスト ボックスに必要となるシンタックスのパターンが表示されます。
      オプション 説明
      OU OU が標準のオープン LDAP フォーマットであることを確認します。たとえば、OU=Notebooks、OU=Hardware、DC=VMware、DC=com です。
      ドメイン参加アカウント ドメイン参加アカウントは、システムの全般設定で定義されたように、適切なセキュリティ権限要件を満たす必要があります。

      このアカウントは、ドメインに参加するためのアクセス権を持つ必要があります。これは有効にされていません。

    3. [次へ] をクリックします。
  6. 検証要約を使用して、対象デバイスを CVD と比較します。この要約は、追加の注意が必要となる潜在的な問題をユーザーに警告します。
    ブロック問題が解決されるまで次に進むことはできません。
  7. [次へ] をクリックしてから、[完了] をクリックします。

結果

移行プロセスが開始され、2 段階で行われます。リストア プロセスでのエンド ユーザー エクスペリエンスを参照してください。