ユーザーおよびアプリケーションは、基本レイヤまたはアプリ レイヤからプロビジョニングされたファイルおよびレジストリ設定に変更を行っている場合があります。これらの変更によって、しばしばデスクトップ操作で問題が生じます。ほとんどのケースでは、最初に CVD に指定したレイヤを強制することによって問題を解決できます。
Mirage クライアントは、オリジナルのレイヤで CVD を再調整するために必要となる関連ファイルおよびレジストリ設定だけをダウンロードします。レイヤ コンテンツと競合しないユーザー プロファイル、ドキュメント、およびインストールされたアプリケーションは保持されます。
すべてのレイヤの強制は、CVD のマシン領域に置かれているユーザーがインストールしたアプリケーションを削除するために設定することもできます。たとえば、上書きまたは壊れたシステム ファイルのために、すべてのアプリケーションが動作しない問題のある CVD を修正するために、この機能は役立ちます。ユーザー アプリケーションの削除によって、現在の基本レイヤに存在しないマシン領域ファイルおよびレジストリ キーは、ユーザー領域ポリシーに定義されたファイルを除いて削除されます。