Mirage 管理サーバおよびそのコンソールを使用して、複数のサーバを制御および管理できます。

エンタープライズ データセンターは、クラスタで複数のサーバを構成できます。各 Mirage サーバ、またはクラスタ ノードは、実際のシステム仕様に応じて、アップロードが有効になっている場合は最大 1,500 個の CVD、またはレイヤ管理のみポリシー設定が使用されている場合は 5,000 個の CVD をサポートします。サーバ構成 [最大接続] オプションで各サーバで許可されている CVD の数を制御できます。Mirage サーバを SSL 用に構成を参照してください。

ロード バランサは、クライアント接続を使用可能なサーバにダイレクトするように Mirage システムと連携します。Mirage システムでのロード バランシングの詳細については、ロード バランシング フレームワークの統合を参照してください。Mirage ファイル ポータルを使用する任意のサーバには IIS 7.0 のインストールが必要です。

すべてのサーバは、すべてのストレージ ボリュームおよび Mirage データベースに接続します。Network-attached storage (NAS) 権限が所定の場所に必要です。

クラスタの複数のサーバがシステムおよびロード バランサを介してクライアントにどのように接続するかを図で示します。各サーバは、すべてのストレージ ボリュームおよび Mirage データベースを共有します。
図 1. 複数のサーバおよびストレージ ボリューム
クラスタの複数のサーバがシステムおよびロード バランサを介してクライアントに接続します。各サーバは、すべてのストレージ ボリュームおよび Horizon Mirage データベースを共有します。