このセクションでは、IP アドレス管理を構成する手順について説明します。

前提条件

NSX Advanced Load Balancer は、次のように構成されたサブネット内の IP アドレス プールから IP アドレスを割り当てます。

手順

  1. [インフラストラクチャ] > [クラウド] の順に移動し、クラウド名をクリックします。
  2. [ネットワーク] を選択し、[作成] をクリックします。
  3. ネットワークの名前を指定します。
  4. [IP アドレス管理] で、[DHCP が有効] および [IPv6 自動構成] に必要なオプションをクリックします。
  5. IP アドレス割り当てのための IPv4 ネットワークや IPv6 ネットワークを追加します。
    1. [サブネットの追加] をクリックします。
    2. [IP サブネット] フィールドに 9.9.9.0/24 の形式でサブネット アドレスを入力します。
    3. [静的 IP アドレス プールの追加] をクリックして、IP アドレスのプールを指定します。[IP アドレス プール] でプールの範囲を指定します。NSX Advanced Load Balancer はこのプールから IP アドレスを割り当てます。たとえば、9.9.9.100-9.9.9.200 です。
    4. [保存] をクリックします。
    5. IP アドレスの割り当てに使用するネットワークごとに 1 ~ 4 の手順を繰り返します。
  6. [保存] をクリックします。
    注:
    • 静的 IP アドレス プールが空または枯渇している場合、仮想サービスの作成は失敗します。

    • East West IP アドレス管理(Mesos、OpenShift、Kubernetes、Docker UCP、Rancher などのコンテナベースのクラウドに適用可能)の場合は、適切なリンク ローカル サブネットと個別の IP アドレス管理/DNS プロファイルを持つ別のネットワークを作成します。



    使用可能なネットワーク

    この機能を使用すると、仮想サービス構成に特定のネットワーク/サブネットが指定されていない場合、上記で作成した 1 つ以上のネットワークをデフォルトで使用可能なネットワークとして割り当てることができます。管理者はこれらのネットワークを構成できるため、アプリケーションの仮想サービスを作成するときに、開発者が特定のネットワーク/サブネットを提供する必要がなくなります。