SE と仮想 IP アドレスのネットワークの構成

このセクションでは、IP アドレス割り当てと、IP アドレス プールを構成する手順について説明します。

NSX Advanced Load Balancer のネットワーク オブジェクトでは、次について IP アドレス割り当てを制御します。

• ロード バランサ（NSX Advanced Load Balancer SE と呼ばれる）

• ロード バランシングされたアプリケーションの仮想 IP アドレス (VIP)（オプション）

注：

• NSX Advanced Load Balancer SE では、管理ネットワーク（NSX Advanced Load Balancer Controller との通信に使用）とそのデータ ネットワーク（データ プレーン/ロード バランシングに使用）の IP アドレスを、ここに示したネットワーク オブジェクトから取得します。

• NSX Advanced Load Balancer に構成した各クラウドには、ロード バランシングを提供するのに使用されるさまざまなネットワークごとに複数のネットワーク オブジェクトを定義できます。

• ネットワーク オブジェクトでは、IPv6 アドレスと IPv4 アドレスの両方をサポートします。

• ネットワーク オブジェクトは、AWS、Azure、GCP などのネイティブ パブリッククラウド統合には使用しません。これらは NSX Advanced Load Balancer のクラウド オブジェクト内で処理されます。

ネットワーク オブジェクトでの IP アドレス割り当ては、DHCP または静的 IP プールによって行うことができます。IP アドレス割り当てを静的プールによって行う場合は、その静的 IP プールを構成する必要があります。