NSX Advanced Load Balancer は、OpenStack ユーザーのログイン時に、OpenStack テナントをコントローラにインポートします。テナントが OpenStack から削除された場合、コントローラはこれらのテナントを自動削除しません。ユーザーが作成した NSX Advanced Load Balancer オブジェクト(仮想サービス、プールなど)が不要になった場合も、手動でクリーンアップする必要があります。

OpenStack からテナントを削除した後、次の NSX Advanced Load Balancer REST API を呼び出して、NSX Advanced Load Balancer オブジェクトをクリーンアップします。

https://<controller-ip>/api/openstack-cleanup

この REST API は、冗長な NSX Advanced Load Balancer オブジェクト(仮想サービス、プール、サービス エンジンなど)を削除します。削除対象となるのは、削除された各 OpenStack テナントの下のコントローラに作成されたものです。サービス エンジンの削除には長時間かかる場合があります。必要に応じて、REST API を数回実行して、NSX Advanced Load Balancer オブジェクトを完全にクリーンアップします。このようなオブジェクトがすべて削除されると、削除された OpenStack テナントもコントローラから削除されます。