このセクションでは、Cisco CSP に NSX Advanced Load Balancer をインストールする方法について説明します。

コントローラ イメージのアップロード

コントローラ イメージをアップロードするには、次の手順を実行します。

  1. ブラウザで [CSP ダッシュボード] にログインします。

  2. [構成] > [リポジトリ] の順に移動します。

  3. [+] 記号をクリックし、[コントローラ qcow2] イメージを見つけて選択します。

  4. [アップロード] をクリックします。

コントローラ自体に Day-0 の YAML ファイルを含めてから、コントローラを起動することができます。イメージを作成する前に、YAML ファイルをリポジトリにインポートする必要があります。コンソールに VNC でアクセスできることを確認します。大規模な展開の場合、追加のファイアウォール ルールが必要になることがあります。

注:

CSP クラスタには、同じイメージ/YAML ファイルの複数のコピー(クラスタ ホストの数と同等)が含まれていることがあります。したがって、削除が必要な場合は、すべてのコピーを削除しなければなりません。その場合、通常は、キー(認証トークンなど)に同じ名前を付けて変更し、再びアップロードできます。

コントローラのメタデータ ファイルの構成

コントローラ管理インターフェイスを静的に構成するには、IP、ネットマスク、およびゲートウェイ情報を YAML ファイルとして渡す必要があります。メタデータ ファイルの名前は、avi_meta/*.yml という形式にする必要があります。

たとえば、次のような内容のファイルを avi_meta_controller.yml という名前で作成します。

avi.mgmt-ip.CONTROLLER: "10.128.2.20"
avi.mgmt-mask.CONTROLLER: "255.255.255.0"
avi.default-gw.CONTROLLER: "10.128.2.1"

この場合、avi.mgmt-ip.CONTROLLERNSX Advanced Load Balancer Controller の管理 IP、avi.mgmt-mask.CONTROLLER はネットワーク マスク、avi.default-gw.CONTROLLER は管理ネットワークのゲートウェイ IP アドレスです。

注:

この例の IP アドレスは、必ず、使用するネットワークに応じた正しい IP アドレスに置き換えてください。このメタデータ ファイルを CSP リポジトリにアップロードします。