ホストが Linux クラウドに追加されると、NSX Advanced Load Balancer Controller は一連のコマンドを実行して、ホストに NSX Advanced Load Balancer SE コンテナを生成します。すべての基本コマンドと読み取り専用コマンドは、「sudo」権限なしで実行できますが、一部のコマンドではこの権限が必要です。「sudo」権限を必要とするコマンドは次のとおりです。

avi_baremetal_agent.sh を実行するための sudo 権限

ホストが Linux クラウドからの追加/変更/削除/クラウド内である場合に実行されるスクリプト

se_setup.log への書き込み

logfile

mkdir -p /opt/avi/log/se

ログ ディレクトリの作成

docker info

Docker の使用可能な容量を確認するため

docker rmi

Docker イメージを削除するため

docker images

Docker イメージを表示するため

docker ps -a

Docker コンテナを表示するため

docker start

Docker コンテナを起動するため

docker stop

Docker コンテナを停止するため

docker rm -f

Docker コンテナを削除するため

docker exec

Docker コンテナでコマンドを実行するため

docker run

Docker コンテナを実行するため

docker wait

Docker コンテナが停止するまで待機するため

docker load

se_docker.tgz から Docker イメージをロードするため

docker pull

Docker リポジトリから Docker イメージをプルするため

docker login

Docker リポジトリにログインするため

/etc/sysconfig/network-scripts/ への書き込み

CentOS 固有のネットワーク インターフェイス構成用

service start/service stop

SE サービスを開始/停止するため

systemctl start/systemctl stop

SE サービスを開始/停止するため

modprobe

カーネル モジュールを挿入するため(dpdk に使用)

mkdir -p /mnt/huge

dpdk の場合に使用

rmmod igb_uio; rmmod rte_kni;

カーネル モジュールを削除するため

chkconfig

サービス状態を確認するため

/etc/init.d/ への書き込み

サービスファイルを更新するため

/etc/systemd/system/ への書き込み

サービスファイルを更新するため

systemctl enable

サービスを有効にするため