このセクションでは、Tunnel プロキシを介して VMware Tunnel のロード バランシングを構成する方法について説明します。

健全性モニターの作成

Workspace ONE UEM 管理コンソールの「カスタム健全性モニターの作成」セクションに記載されているのと同じナビゲーション手順に従ってください。

次の健全性モニターを作成します。

  1. ポート 2020 の HTTPS モニター:

    1. [タイプ] ドロップダウン メニューから [HTTPS] を選択します。

    2. [健全性モニター ポート] ドロップダウン メニューから [2020] を選択します。

    3. Tunnel HTTPS 要求データ(必要に応じてヘッダーと本文)を指定します。

    4. [サーバ応答データ][407] に設定し、[応答コード][4XX] に設定します。

    5. [保存] をクリックします。

  2. ポート 8443 の TCP モニター:

    1. [タイプ] ドロップダウン メニューから [TCP] を選択します。

    2. [健全性モニター ポート] ドロップダウン メニューから [8443] を選択します。

    3. [保存] をクリックします。

パーシステンス プロファイルの作成

Workspace ONE UEM 管理コンソールの「パーシステンス プロファイルの作成」セクションに記載されているのと同じナビゲーション手順に従ってください。

VMware Tunnel の Tunnel(プロキシ)の場合、[クライアント IP アドレス] のパーシステンスの [タイプ] については、[パーシステンス タイムアウト] 値を 30 分に設定することをお勧めします。

[保存] をクリックして、サーバのプールを作成する次の手順に進みます。

プールの作成

Workspace ONE UEM 管理コンソールの「プールの作成」セクションに記載されているのと同じナビゲーション手順に従ってください。

  1. プールを作成するには、次のオプションを選択します。

    1. [ロード バランシング]:最小接続数

    2. [分析プロファイル]:前の手順で作成した Tunnel のパーシステンス プロファイル。

    3. [SSL を有効にする]:プールには不要です。

    4. [健全性モニターの追加]:前のセクションで作成した Tunnel HTTPS モニター。

  2. [次へ] をクリックし、[手順 3: 詳細] タブに移動します。[ポート変換の無効化] チェック ボックスを選択します。

  3. [保存] をクリックします。

アプリケーション プロファイルの作成

トンネル サービスの場合、SSL パススルーが必要です。L4 アプリケーション プロファイルを作成するか、デフォルトの [System-L4-Application] プロファイルを使用します。

L4 仮想サービスの作成

新しい L4 仮想サービスを作成するには、次の手順を実行します。

  1. [アプリケーション] > [仮想サービス] に移動し、[詳細設定] を選択します。

  2. [アプリケーション プロファイル] ドロップダウン メニューから [System-L4-Application] を選択し、次のオプションを使用して仮想サービスを構成します。

    1. [TCP/UDP プロファイル]:System-TCP-Fast-Path。

    2. [サービス ポート]:8443([TCP/UDP のオーバーライド] を選択)および 2020 (UDP)。

    3. [プール]:前の手順で作成した Tunnel サービス プール。