このガイドでは、Workspace ONE UEM のすべてのコンポーネントまたはサービスが異なるサーバに展開され、コンポーネントごとに個別のロード バランサ VIP が構成されている場合の展開モードについて説明します。

NSX Advanced Load Balancer は、次の Workspace ONE UEM コンポーネントのロード バランシングに使用されます。

  • Workspace ONE UEM 管理コンソール

  • Workspace ONE UEM 管理 API

  • Workspace ONE UEM デバイス サービス

  • AirWatch クラウド メッセージング

  • VMware Tunnel - (Tunnel プロキシ)

  • VMware Tunnel (Per-App VPN)

Workspace ONE UEM の各種アプリケーション モジュールの詳細については、「Workspace ONE UEM」を参照してください。

推奨される構成設定

Workspace ONE UEM のコンポーネント

タイプ(L4 または L7)

仮想サービスのポート

仮想サービス名

アルゴリズム

パーシステンスおよびパーシステンス タイムアウト

バックエンド サーバのポート

Workspace ONE UEM 管理コンソール

L7 SSL

443

VIP1

最小接続数

HTTP Cookie/60 分

443

Workspace ONE UEM 管理 API

L7 SSL

443

VIP2

最小接続数

送信元 IP アドレス

443

Workspace ONE UEM デバイス サービス

L7 SSL

443

VIP3

最小接続数

送信元 IP アドレス/20 分

443

AWCM

L7 SSL

443/2001

VIP4

カスタム文字列との一貫性のあるハッシュ

パーシステンス用の DataScript

2001

Tunnel プロキシ

L4

Tunnel プロキシ:8443(TCP および UDP)、2020 (TCP)。

VIP5

最小接続数

送信元 IP アドレス/30 分

8443/2020

Fast-path が推奨されます。

Tunnel Per-App VPN

L4

Tunnel Per-App – 443(TCP および UDP)。

Fast-path が推奨されます

VIP6

最小接続数

送信元 IP

443

注:
  • すべてのコンポーネントは異なるサーバに展開され、コンポーネントごとに個別のロード バランサ VIP が構成されています。

  • 一部のサービス(Secure Email Gateway など)については、タイムアウト値を ポリシーの取得間隔よりも小さくする必要があります。

  • すべてのユーザーが NAT を経由している場合は、同じ送信元 IP アドレスを使用しているため、パーシステンスは必要ありません。

健全性モニターに関する推奨事項

Workspace ONE UEM のコンポーネント

メソッド

応答コード

モニタリング間隔/タイムアウト

Workspace ONE UEM 管理コンソール

GEThttps://<host>/airwatch/awhealth/v1

200 OK

デフォルト

Workspace ONE UEM 管理 API

GEThttps://<host>/api/help/#! /apis

200 OK

デフォルト

Workspace ONE UEM デバイス サービス

GEThttps://<host>/deviceservices/awhealth/v1

200 Ok

デフォルト

AWCM

GEThttps://<host>/awcm/status

200 OK

デフォルト

Tunnel(プロキシ)

https://<host>:2020/ および TCP:8443

407

デフォルト

Tunnel (Per-App VPN)

TCP:443

NA

デフォルト

注:

展開要件に従ってモニタリング間隔を変更します。