AirWatch Cloud Messaging (AWCM) をロード バランシングする場合の要件は、Cookie、URI、または HTTP ヘッダーにある awcmsessionid
に基づいて接続のパーシステンスを保つことです。
接続のパーシステンスは、次の方法を使用して実行できます。
コンシステント ハッシュ。
DataScript を使用してパーシステンス テーブルを維持。
カスタム健全性モニターの作成
Workspace ONE UEM 管理コンソールの「カスタム健全性モニターの作成」セクションに記載されているのと同じナビゲーション手順に従ってください。AWCM 要求データ(必要に応じてヘッダーと本文)を指定し、[保存] をクリックします。
プールの作成
Workspace ONE UEM 管理コンソールの「プールの作成」セクションに記載されているのと同じナビゲーション手順に従ってください。
たとえば、AWCM は URI または header で、パラメータ awcmsessionid
に基づいたパーシステンスを必要とするため、カスタム文字列に基づくコンシステント ハッシュを使用できます。カスタム文字列は、DataScript を使用して次の手順で定義されます。
アプリケーション プロファイルの作成
Workspace ONE UEM 管理コンソールの「アプリケーション プロファイルの作成」セクションに記載されているのと同じナビゲーション手順に従ってください。
AWCM の場合は、フロントエンド接続を 2 分間維持する必要があります。[DDoS] タブに移動し、[HTTP キープ アライブ タイムアウト] を [120000 ミリ秒](120 秒)に変更します。
DataScript の作成
DataScript を作成し、AWCM プールに関連付けるには、次の手順を実行します。
[作成] をクリックします。
の順に移動し、Datascript の名前を指定します。
[プール] ドロップダウン メニューから AWCM プールを選択し、その他の詳細を指定します。
[イベント] タブをクリックし、[イベント] サブセクションの下にある [追加] をクリックします。
次の DataScript を追加して、AWCM プールを Datascript にバインドします。
<br<default_pool = "AWCM-Pool" query = avi.http.get_query("awcmsessionid") header = avi.http.get_header("awcmsessionid") cookie = avi.http.get_cookie("awcmsessionid") if query ~= nil and query ~= "true" then avi.vs.log('QUERY HASH: '.. query) avi.pool.select("AWCM-Pool") avi.pool.chash(query) elseif header ~= nil then avi.vs.log('HEADER HASH: '.. header) avi.pool.select("AWCM-Pool") avi.pool.chash(header) else if cookie ~= nil then avi.vs.log('COOKIE HASH: '..cookie) avi.pool.select("AWCM-Pool") avi.pool.chash(cookie) else avi.vs.log('NIL HASH') avi.pool.select("AWCM-Pool") end end
L7 仮想サービスの作成
Workspace ONE UEM 管理コンソールの「L7 仮想サービスの作成」セクションに記載されているのと同じナビゲーション手順に従ってください。
AWCM の仮想サービスを作成する場合は、以下を選択します。
[アプリケーション プロファイル]:前のセクションで作成された AWCM アプリケーション プロファイル。
[サービス ポート]:443 および 2001 (SSL)。
[プール]:前のセクションで作成された AWCM プール。
[次へ] をクリックし、[DataScript] タブに移動します。
[DataScript の追加] をクリックします。
前のセクションで作成した AWCM DataScript を [実行するスクリプト] ドロップダウン メニューから選択します。
[DataScript の保存] をクリックします。