一意の ID 選択基準は、タグをアクティブ/スタンバイ環境の仮想マシンに割り当てるときに使用されます。
一意の ID は、仮想マシンがスタンバイからアクティブ環境に移動する際に NSX Manager によって使用されます。一意の ID は、仮想マシン インスタンスの UUID、仮想マシン BIOS の UUID、仮想マシン名、あるいはそれらを組み合わせてできます。ユニバーサル セキュリティ タグが作成され、仮想マシンに接続された後に基準が変わると(仮想マシン名が変わった場合など)、セキュリティ タグを接続解除してから、仮想マシンに再度接続する必要があります。
手順
- vSphere Web Client で [ホーム (Home)] > [ネットワークとセキュリティ (Networking & Security)] > [インストールとアップグレード (Installation and Upgrade)] の順に移動して [管理 (Management)] タブを選択します。
- プライマリ NSX Manager をクリックして [アクション (Actions)] > [一意の ID 選択基準 (Unique ID Selection Criteria.)] の順に選択します。
- 次の一意の ID のオプションを 1 つ以上選択します。
- 仮想マシンのインスタンス UUID を使用します(推奨): 仮想マシン インスタンスの UUID は vCenter Server ドメイン内で一意ですが、スナップショットを使用した展開などの例外があります。仮想マシン インスタンスの UUID が一意でない場合、仮想マシン BIOS の UUID を仮想マシン名と組み合わせて使用してください。
- 仮想マシンの BIOS UUID を使用: BIOS UUID は vCenter Server ドメインで一意であるとは限りませんが、災害の発生に備えて常に予約されます。BIOS UUID を仮想マシン名と組み合わせて使用します。
- 仮想マシン名を使用: 環境のすべての仮想マシン名が一意の場合、仮想マシン名を使用して vCenter Server 全体の仮想マシンを識別できます。仮想マシン名は、仮想マシンの BIOS UUID と組み合わせて使用します。
- [OK] をクリックします。
次のタスク
次に、セキュリティ タグを作成します。