TCP または UDP トラフィックを分散するアプリケーション プロファイルを作成するには、プロファイルに名前とパーシステンスのタイプを指定します。
手順
- vSphere Web Client にログインします。
- [ネットワークとセキュリティ (Networking & Security)] > [NSX Edge] の順にクリックします。
- NSX Edge をダブルクリックします。
- [管理 (Manage)] > [ロード バランサ (Load Balancer)] > [アプリケーション プロファイル (Application Profiles)] の順にクリックします。
- [追加 (Add)] をクリックします。
[新しいアプリケーション プロファイル] ウィンドウが開きます。
- アプリケーション プロファイルのパラメータを指定します。
- プロファイルのタイプ(TCP または UDP)を選択します。
- アプリケーション プロファイルの名前を入力します。
- パーシステンスのタイプを選択します。
セッション維持の設定により、クライアント要求を処理した特定のプール メンバーなど、セッション データが追跡されて保存されます。また、同じセッションまたは後続のセッションでは、クライアント要求が同じプール メンバーにリダイレクトされます。
パーシステンス 説明 送信元 IP アドレス このパーシステンス タイプは、送信元の IP アドレスに基づいてセッションを追跡します。
クライアントが、送信元の IP アドレスのパーシステンスをサポートしている仮想サーバへの接続を要求すると、ロード バランサは、以前に接続したクライアントかどうかを確認します。接続している場合、ロード バランサは同じプール メンバーにクライアントを返します。
MSRDP このパーシステンス タイプは、Windows クライアントと、Microsoft Remote Desktop Protocol (RDP) サービスが実行されているサーバ間の永続セッションを維持します。
たとえば、MSRDP パーシステンスを有効にすると、Windows Server 2003 または Windows Server 2008 を実行しているメンバーで構成されるロード バランシング プールが作成されます。このシナリオでは、すべてのメンバーが Windows クラスタに属し、Windows セッションのディレクトリに参加します。
このパーシステンス タイプは、TCP アプリケーション プロファイルでのみ使用できます。
- [追加 (Add)] または [OK] をクリックします。