NSX Manager の Controller Disconnected Operation (CDO) モードを有効にすることができます。CDO モードはデフォルトでは無効になっています。

前提条件

  • NSX 6.4 にアップグレード後、NSX Manager は、既存のトランスポート ノードで CDO モードを無効にします。アップグレード前に NSX Manager の 1 つ以上のトランスポート ノードで CDO が有効になっていた場合には、事前定義されたグローバル VNI を使用して vSphere Distributed Switch (VDS) を設定します。

手順

  1. [ネットワークとセキュリティ (Networking & Security)] > [インストールとアップグレード (Installation and Upgrade)] > [管理 (Management)] > [NSX Manager (NSX Managers)] の順に移動します。
  2. 必要な NSX Manager を選択します。
  3. [アクション (Actions)] > [CDO モードの有効化 (Enable CDO mode)] の順にクリックします。
    確認のダイアログ ボックスが表示されます。
  4. [はい (Yes)] をクリックします。
    選択した NSX Manager の CDO モードが有効になります。

結果

[CDO モード] 列の [状態] に [有効 (Enabled)] が表示され、[ステータス] に [成功 (Successful)] が表示されます。

NSX Manager は、CDO 論理スイッチをコントローラ上で作成します。CDO 論理スイッチの詳細を表示するには、 管理者ユーザーとして NSX Manager CLI にログインし、次のコマンドを実行します。
nsxmgr> show logical-switch controller controllerID host host_IP joined-vnis
次はその例です。
nsxmgr> show logical-switch controller controller-1 host 192.168.110.54 joined-vnis
VNI      Controller      BUM-Replication ARP-Proxy Connections VTEPs     Active
5000     192.168.110.31  Enabled         Enabled   2           2         true
5004     192.168.110.31  Enabled         Enabled   2           2         true
5006     192.168.110.31  Enabled         Enabled   3           3         true
4999     192.168.110.31  Enabled         Enabled   5           5         true
5003     192.168.110.31  Enabled         Enabled   3           3         true
5005     192.168.110.31  Enabled         Enabled   1           1         true
5007     192.168.110.31  Enabled         Enabled   3           3         true

VNI 4999 の CDO 論理スイッチが作成されていることを確認します。