vSphere Web Client を使用すると、さまざまなコンポーネント間の通信の状態を確認できます。
NSX Manager とファイアウォール エージェント間、NSX Manager と制御プレーン エージェント間、および制御プレーン エージェントとコントローラ間の通信チャネルの健全性を確認するには、次の手順を実行します。
- vSphere Web Client で、 の順に移動します。
- クラスタを選択するか、クラスタを展開して、ホストを選択します。[アクション (Actions)]()をクリックし、[通信チャネルの健全性 (Communication Channel Health)] をクリックします。
通信チャネルの健全性情報が表示されます。
ホストの 3 つの接続のうちいずれかの状態が変更されると、
NSX Manager ログにメッセージが書き込まれます。ログ メッセージでは、接続状態は UP、DOWN、または NOT_AVAILABLE(
vSphere Web Client では [不明] と表示)のいずれかです。UP から DOWN または NOT_AVAILABLE に状態が変更されると、警告メッセージが生成されます。次はその例です。
2016-05-23 23:36:34.736 GMT+00:00 WARN TaskFrameworkExecutor-25 VdnInventoryFacadeImpl$HostStatusChangedEventHandler:200 - Host Connection Status Changed: Event Code: 1941, Host: esx-04a.corp.local (ID: host-46), NSX Manager - Firewall Agent: UP, NSX Manager - Control Plane Agent: UP, Control Plane Agent - Controllers: DOWN.
DOWN または NOT_AVAILABLE から UP に状態が変更されると、警告メッセージに似た情報メッセージが生成されます。次はその例です。
2016-05-23 23:55:12.736 GMT+00:00 INFO TaskFrameworkExecutor-25 VdnInventoryFacadeImpl$HostStatusChangedEventHandler:200 - Host Connection Status Changed: Event Code: 1938, Host: esx-04a.corp.local (ID: host-46), NSX Manager - Firewall Agent: UP, NSX Manager - Control Plane Agent: UP, Control Plane Agent - Controllers: UP.
制御プレーンのチャネルで通信障害が発生した場合、システム イベントが生成され、次の詳細な障害原因のうちの 1 つが示されます。
- 1255601:不完全なホスト証明書
- 1255602:不完全なコントローラ証明書
- 1255603:SSL ハンドシェークに失敗しました
- 1255604:接続が拒否されました
- 1255605:キープ アライブ タイムアウト
- 1255606:SSL 例外
- 1255607:不正なメッセージ
- 1255620:不明なエラー
また、NSX Manager からホストへのハートビート メッセージが生成されます。NSX Manager と netcpa 間のハートビートが失われると、設定の完全同期がトリガされます。
アラートの表示方法の詳細については、『NSX 管理ガイド』を参照してください。