ディスク遅延アラートは、ディスクの可用性または遅延の問題を監視、報告します。ディスク遅延の詳細は、NSX Controllerごとに表示できます。読み取り遅延および書き込み遅延計算は、5 秒間 (デフォルト) 変動する平均は、順番に遅延制限に達したときにアラートをトリガーするために入力されました。平均が低しきい値を下まわるとアラートはオフになります。デフォルトで、高しきい値は 200 ミリ秒に設定され、低しきい値は 100 ミリ秒に設定されています。遅延が大きいと、各コントローラ ノードでの分散クラスタリング アプリケーションの動作に影響します。

NSX Controllerのディスク遅延アラートを表示するには、次の手順を実行します。

前提条件

遅延の上限に達しています。

手順

  1. vSphere Web Client にログインします。
  2. [ネットワークとセキュリティ (Networking & Security)] をクリックし、[インストールとアップグレード (Installation and Upgrade)] をクリックします。
  3. [管理 (Management)] にの下にある対象のコントローラに移動し、[ディスク アラート (Disk Alert)] リンクをクリックします。
    [ディスク遅延アラート] ウィンドウが表示されます。

    [平均の遅延] 列には、各デバイスの遅延の値がミリ秒単位で表示されます。

結果

選択したコントローラの遅延に関する詳細を確認できます。アラート ログは cloudnet/run/iostat/iostat_alert.log ファイルに 7 日間保存されます。show log cloudnet/run/iostat/iostat_alert.log コマンドを使用するとログ ファイルを表示できます。

次のタスク

ディスク遅延のトラブルシューティングに関する詳細については、ディスク遅延の問題を参照してください。

ログ メッセージの詳細については、「NSX のログ作成とシステム イベント」を参照してください。