NSX Intelligence の有効化を実行してその機能を使用するには、システム環境がライセンス、システム、およびソフトウェアの要件を満たしている必要があります。また、必須の NSX 組み込みユーザー ロールを使用する必要があります。

ライセンス要件

  • NSX Intelligence のアクティベーションを行い、構成して使用するには、次のいずれかのベース ライセンスが必要になります。また、アドオン ライセンスも必要になる場合があります。
    ベース SKU ライセンス アドオン SKU ライセンス
    NSX Data Center Evaluation なし
    NSX-T Evaluation なし
    NSX-T Enterprise Plus なし
    NSX Data Center Enterprise Plus なし
    次のいずれか:
    • NSX Data Center Advanced
    • NSX Firewall
    • NSX-T Advanced
    NSX Advanced Threat Prevention
    NSX 分散ファイアウォール なし
    NSX Distributed Firewall with Threat Prevention なし
    NSX Distributed Firewall with Advanced Threat Prevention なし
    次のいずれか:
    • NSX Data Center Advanced
    • NSX-T Advanced
    分散ファイアウォール用 NSX 脅威防止アドオン
    次のいずれか:
    • NSX Data Center Advanced
    • NSX-T Advanced
    • 脅威防止を使用する NSX 分散ファイアウォール
    NSX Distributed Firewall 用 NSX Advanced Threat Prevention アドオン
    NSX Advanced with Threat Prevention なし
    NSX Advanced with Advanced Threat Prevention なし
    NSX Enterprise Plus with Threat Prevention なし
    NSX Enterprise Plus with Advanced Threat Prevention なし
  • NSX Suspicious TrafficNSX Network Detection and Response の機能を使用するには、NSX Manager セッション中に次のいずれかのライセンスが必要になります。
    • NSX Distributed Firewall with Advanced Threat Prevention
    • NSX Advanced with Advanced Threat Prevention
    • NSX Enterprise Plus with Advanced Threat Prevention
  • 特定の NSX Intelligence 機能に必要なライセンス エディションの詳細については、VMware ナレッジベースの記事 KB89137 を参照してください。

システム要件

バージョン 3.2 から VMware NSX® Application PlatformNSX Intelligence 機能をホストするため、NSX Intelligence 機能の有効化に必要な NSX Application Platform の最小システム要件を満たしている必要があります。詳細については、バージョン 3.2 以降の『VMware NSX Application Platform の展開と管理』の「NSX Application Platform のシステム要件」トピックを参照してください。このドキュメントは、VMware NSX ドキュメント セットに含まれています。

NSX Intelligence 機能のアクティベーションに必要な NSX Application Platform フォーム ファクタについては、次の「ソフトウェア要件」セクションの情報を参照してください。

ソフトウェア要件

  • NSX 3.2 以降がインストールされている必要があります。VMware NSX ドキュメント セットに含まれる『NSX インストール ガイド』を参照してください。インストールする特定の NSX バージョンのフォルダを選択して、『NSX インストール ガイド』を見つけます。
  • NSX Application Platform は、NSX Manager 3.2 以降のユーザー インターフェイスを使用して展開する必要があります。
    NSX Intelligence のアクティベーションを行うには、 NSX Application Platform の展開準備で次のいずれかのフォーム ファクタを選択する必要があります。
    • [Advanced] フォーム ファクタ(NSX Application Platform を本番環境に展開する場合)。
    • [評価版]フォーム ファクタ(非本番環境での評価とデモでのみ使用)。
    詳細については、 VMware NSX ドキュメント セットに含まれる『 VMware NSX Application Platform の展開と管理』の「NSX Application Platform について」セクションにある「 NSX Application Platform のシステム要件」トピックを参照してください。インストール済みまたはインストール予定の特定の NSX バージョンのフォルダを選択して、『 VMware NSX Application Platform の展開と管理』を見つけます。

ユーザー ロール要件

NSX Intelligence を有効化、バックアップ、リストア、アップグレードするには、NSX Manager ユーザー インターフェイスを使用して管理タスクを実行する際、組み込みの NSX-T エンタープライズ管理者ロールを持つアカウントを使用する必要があります。