Security Intelligence の有効化と使用のワークフロー

Security Intelligence の有効化と構成の進行状況を追跡し、すぐに機能の使用を開始するために、次のチェックリストを使用します。

以下の手順を、表示されている順序で行ってください。

1. NSX 3.2 以降をインストールします。

   VMware NSX ドキュメント セットに付属のバージョン 3.2 以降の『NSX Installation Guide』で、インストール ワークフローの詳細を参照してください。

2. すべての Security Intelligence システム要件を満たしていることを確認し、Security Intelligence の有効化の準備に記載されているリソースの制限事項を確認してください。

3. （オプション）Security Intelligence 1.2.x 以前からアップグレードする場合は、Security Intelligence のアップグレードで詳細を確認してください。

4. Security Intelligence を初めてアクティベーションする場合は、NSX Manager 3.2 以降のユーザー インターフェイスを使用して、Advanced フォーム ファクタ（本番環境の場合）または評価版フォーム ファクタ（本番環境以外の場合）を使用して NSX Application Platform を展開します。

   Security Intelligence は、NSX Application Platform でホストされているアプリケーションです。詳細については、VMware NSX ドキュメント セットに付属のバージョン 3.2 以降の『Deploying and Managing the VMware NSX Application Platform』を参照してください。

5. NSX Application Platform で Security Intelligence を有効にします。詳細についてはSecurity Intelligenceの有効化を参照してください。

6. （オプション）Security Intelligence 設定を構成して、Security Intelligence でネットワーク トラフィック データを収集する必要があるスタンドアローン ホストまたはホストのクラスタを定義します。

   デフォルトでは、Security Intelligence が有効になると、NSX 環境内のすべてのスタンドアローン ホストおよびホストのクラスタでネットワーク トラフィック データの収集が開始されます。必要に応じて、Security Intelligence を構成して、1 台以上のスタンドアローン ホストまたはホストのクラスタのトラフィック データ収集を無効にできます。Security Intelligence 設定の構成 を参照してください。

7. NSX ワークロードの視覚的な表示を開始するには、[システム] > [NSX Application Platform] ユーザー インターフェイス ページの Security Intelligence 機能カードで [NSX Intelligence に移動] をクリックします。

   または、[プランとトラブルシューティング] > [検出とアクションの実行] に移動し、NSX Manager セッションに使用している Web ブラウザを更新します。

8. マイクロセグメンテーション機能と NSX Suspicious Traffic 機能の NSX の推奨事項を含む、Security Intelligence 機能の使用を開始します。

   Security Intelligence の使用を開始する方法については、バージョン 3.2 以降の『Using and Managing Security Intelligence』ドキュメントを参照してください。