Microsoft Azure サービスを使用して、Microsoft Azure にネイティブに展開されている NSX Manager および CSM アプライアンスをリストアできます。

注: この情報は、NSX Cloud によって提供される Terraform スクリプトを使用して NSX Manager と CSM を Microsoft Azure に展開している場合にのみ適用されます。この展開モデルの詳細については、『 NSX-T Data Center インストール ガイド』の「 NSX Cloud マーケットプレイス イメージを使用した Microsoft Azure での NSX Cloud コンポーネントの展開」を参照してください。

NSX Manager イメージの再展開による NSX Manager のリカバリ オプション

NSX Manager アプライアンスは、Microsoft Azure リソース グループ内の 3 台の NSX Manager ノードまたは NSX Manager 仮想マシンのクラスタとして展開されます。NSX Manager ノードのいずれか 1 台が失われた場合でも、リソース グループで使用可能なイメージ ファイルを使用すれば、その NSX Manager ノードを再展開できます。CSM はクラスタに展開されていないため、このオプションは失われた CSM アプライアンスのリカバリには適用されません。このアプライアンスが失われても、他にデータを複製しているノードがないため、再展開してリカバリすることはできません。Microsoft Azure での nsx_mgr_image を使用した NSX Manager の再展開を参照してください。

Microsoft Azure Recovery Vault Service を使用した NSX Manager と CSM のリカバリ オプション

Terraform スクリプトは、NSX Manager と CSM をバックアップする Microsoft Azure Recovery Vault サービスを作成します。Vault ポリシーの名前は <deployment_prefix>nsx-vault です。デフォルトのバックアップ スケジュールは daily recurring at 11 p.m. UTC に設定されています。バックアップ ポリシーにより、3 台すべての NSX Manager ノードと CSM アプライアンスのスケジュール設定されたバックアップがトリガされます。バックアップ ポリシーは、要件に合わせて編集できます。

リカバリ オプションの詳細については、Microsoft Azure Recovery Services Vault からの CSM のリストアおよびMicrosoft Azure Recovery Services Vault からの NSX Manager のリストアを参照してください。