NSX-T Data CentervSphere Distributed Switch をサポートする NSX-T Data Center API コマンド。

vSphere Distributed Switch に対する API の変更

API 呼び出しに関連する詳細については、『NSX-T Data Center API ガイド』を参照してください。

注: API コマンドで行った構成は、 vCenter Server ユーザー インターフェイスでも実行できます。ホスト スイッチとして vSphere Distributed Switch を使用して NSX-T Data Center トランスポート ノードを作成する方法については、『 NSX-T Data Center インストール ガイド』の「 管理対象ホストのトランスポート ノードの構成」を参照してください。
API vSphere Distributed Switch(VDS)上の NSX-T Data Center vSphere Distributed Switch の NSX-T Data Center の API コマンドの変更
検出されたノードにトランスポート ノードを作成します。 /api/v1/fabric/discovered-nodes/<external-id/discovered-node-id>?action=create_transport_node
{
"node_id":
 "d7ef478b-752c-400a-b5f0-207c04567e5d", "host_switch_spec": {
 "host_switches": [
 {
 "host_switch_name": "vds-1",
 "host_switch_id":
 "50 2b 92 54 e0 80 d8 d1-ee ab 8d a6 7b fd f9 4b",
 "host_switch_type": "VDS",
 "host_switch_mode": "STANDARD",
 "host_switch_profile_ids": [
 {
 "key": "UplinkHostSwitchProfile",
 "value":
 "159353ae-c572-4aca-9469-9582480a7467"
 } ],
 "pnics": [],
 "uplinks": [
 {
 "vds_uplink_name": "Uplink 2",
 "uplink_name": "nsxuplink1"
 } ],
 "is_migrate_pnics": false,
 "ip_assignment_spec": {
 "resource_type": "AssignedByDhcp"
 },
 "cpu_config": [],
 "transport_zone_endpoints": [
 {
 "transport_zone_id":
 "06ba5326-67ac-4f2c-9953-a8c5d326b51e",
 "transport_zone_profile_ids": [
 {
 "resource_type": "BfdHealthMonitoringProfile",
 "profile_id": 
"52035bb3-ab02-4a08-9884-18631312e50a"
 } ] } ],
 "vmk_install_migration": [],
 "pnics_uninstall_migration": [],
 "vmk_uninstall_migration": [],
 "not_ready": false
 } 
 ],
 "resource_type": "StandardHostSwitchSpec"
 },
 "transport_zone_endpoints": [],
 "maintenance_mode": "DISABLED",
 "is_overridden": false,
 "resource_type": "TransportNode",
 "display_name": "TestTN",
}
  • "host_switch_name": "vds-1":管理者が入力したスイッチ名ではありません。ホスト スイッチ名のフィールドは、vSphere で作成された vSphere Distributed Switch のリストから選択されます。
  • "host_switch_id":vSphere Distributed Switch オブジェクトの UUID です。vSphere で対応する API は vim.DistributedVirtualSwitch.config.uuid です。

  • "vds_uplink_name":vSphere Distributed Switch で作成されたアップリンク。アップリンクと物理 NIC をマッピングします。
  • "uplink_name"NSX-T Data Center で作成されたアップリンク。vds_uplink_name で定義されたアップリンクに N-VDS のアップリンクをマッピングします。
  • "is_migrate_pnics": false:デフォルトでは、vSphere Distributed Switch を使用する場合、物理 NIC の移行はサポートされません。
  • "transport_zone_endpoints":ホスト スイッチのタイプが vSphere Distributed Switch の場合はサポートされません。ホスト スイッチのタイプが N-VDS の場合、このフィールドは必須です。トランスポート ゾーンのエンドポイント ID は、関連付けられているホスト スイッチに対応しています。

    /api/v1/fabric/discovered-nodes/<external-id/discovered-node-id>?action=create_transport_node の詳細については、『NSX-T Data Center API ガイド』を参照してください。

仮想マシンの構成 vim.vm.device.VirtualEthernetCard.DistributedVirtualPortBackingInfo
  • vSphere Distributed Switch:vSphere 管理者は、BackingType パラメータが NSX に設定されていることを確認する必要があります。
注: BackingType が OpaqueNetworkBackingInfo に設定されている場合、VNIC BackingType はデフォルトで DistributedVirtualPortBackingInfo になります。
VMkernel NIC vim.dvs.DistributedVirtualPort
  • N-VDS:NSX-T Data Center の管理者として、次のパラメータに値を設定します。
    • OpaqueNetworkId
    • OpaqueNetworkType
  • vSphere Distributed Switch の NSX-T Data Center:vSphere の管理者として、次のパラメータに値を設定します。
    • SwitchUUIDportgroupKey
    • DVPG の BackingTypeNSX にする必要があります。
物理 NIC からアップリンクへのマッピング

API:vim.host.NetworkSystem:networkSystem.updateNetworkConfig

プロパティ:vim.host.NetworkConfig.proxySwitch

  • API コマンドを呼び出して vSphere Distributed Switch のアップリンクに物理 NIC をマッピングするには、maxMtu プロパティを設定します。
MTU

API:vim.dvs.VmwareDistributedVirtualSwitch.reconfigure

プロパティ:VmwareDistributedVirtualSwitch.ConfigSpec.maxMtu

  • API コマンドを呼び出して vSphere Distributed Switch の MTU 値を構成するには、maxMtu プロパティを設定します。
    注: NSX-T Data Center のアップリンク プロファイルで定義されている MTU 値は、ホスト スイッチに適用されません。

LAG

API:vim.dvs.VmwareDistributedVirtualSwitch.updateLacpGroupConfig

プロパティ:vim.dvs.VmwareDistributedVirtualSwitch.LacpGroupSpec

  • API コマンドを呼び出して vSphere Distributed Switch の LAG プロファイルを構成するには、LacpGroupSpec プロパティを設定します。
NIOC

API:vim.dvs.VmwareDistributedVirtualSwitch.reconfigure

プロパティ:vim.dvs.VmwareDistributedVirtualSwitch.ConfigSpec.infrastructureTrafficResourceConfig

  • API コマンドを呼び出して vSphere Distributed Switch の NIOC プロファイルを構成するには、infrastructureTrafficResourceConfig プロパティを設定します。
LLDP

API:vim.dvs.VmwareDistributedVirtualSwitch.reconfigure

プロパティ:vim.dvs.VmwareDistributedVirtualSwitch.ConfigSpec.linkDiscoveryProtocolConfig

  • API コマンドを呼び出して vSphere Distributed Switch の LLDP プロファイルを構成するには、linkDiscoveryProtocolConfig プロパティを設定します。