仮想サーバは、すべてのクライアント接続を受信し、複数のサーバに分散します。仮想サーバには、IP アドレス、ポート、およびプロトコルが 1 つずつ設定されます。レイヤー 4 仮想サーバの場合は、1 つの TCP または UDP ポートでなくポート範囲のリストを指定できるため、動的ポートによって複雑なプロトコルをサポートできます。
レイヤー 4 仮想サーバは、デフォルト プールとも呼ばれるプライマリ サーバ プールに関連付ける必要があります。
仮想サーバの状態が無効になっている場合、仮想サーバに新規接続を試みると、TCP 接続では TCP RST の送信、UDP では ICMP エラー メッセージの送信によってすべて拒否されます。新しい接続に対応するパーシステンス エントリがある場合でも拒否されます。アクティブな接続は、引き続き処理されます。仮想サーバが削除されるか、仮想サーバとロード バランサの関連付けが解除されると、その仮想サーバへのアクティブな接続に失敗します。
前提条件
- アプリケーション プロファイルが使用できることを確認します。マネージャ モードでのアプリケーション プロファイルの構成 を参照してください。
- パーシステンス プロファイルが使用できることを確認します。マネージャ モードでのパーシステンス プロファイルの構成 を参照してください。
- クライアントとサーバの SSL プロファイルが使用できることを確認します。マネージャ モードでの SSL プロファイルの構成 を参照してください。
- サーバ プールが使用できることを確認します。マネージャ モードでのロード バランシング用サーバ プールの追加 を参照してください。
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NSX Manager ユーザー インターフェイスで [マネージャ] モードが選択されていることを確認します。NSX Manager を参照してください。[ポリシー] モード ボタンと [マネージャ] モード ボタンが表示されない場合は、ユーザー インターフェイスの構成を参照してください。