NSX Edge と NSX Manager または NSX Manager クラスタ間の通信を確立するには、NSX Edge を NSX Manager に参加させます。NSX Edge を 1 つの NSX Manager に登録するだけで、管理プレーンとの通信を確実に行うことができます。
前提条件
NSX Edge および NSX Manager アプライアンスにログインするための管理者権限を持っていることを確認します。
手順
- NSX Manager アプライアンスのいずれかと SSH セッションまたはコンソール セッションを開きます。
- NSX Edge ノード仮想マシンとの SSH セッションまたはコンソール セッションを開きます。
- NSX Manager アプライアンスのサムプリントを取得するには、NSX Manager アプライアンス コンソールで、get certificate api thumbprint コマンドを実行します。
コマンド出力は、この
NSX Manager に固有の一連の英数字です。
次はその例です。
NSX-Manager1> get certificate api thumbprint
659442c1435350edbbc0e87ed5a6980d892b9118f851c17a13ec76a8b985f57
- または、クラスタのサムプリントを取得するには、NSX Manager アプライアンス コンソールで、get certificate cluster thumbprint を実行します。
出力は、クラスタに固有の一連の英数字です。
- NSX Edge ノード(仮想マシンまたはベアメタル)を NSX Manager アプライアンスに参加させるには、[join management-plane] コマンドを実行します。
このとき、次の情報を指定します。
- NSX Manager のホスト名または IP アドレスとオプションでポート番号
- NSX Manager のユーザー名
- NSX Manager の証明書サムプリント
- NSX Manager のパスワード
NSX-Edge1> join management-plane <Manager-IP> thumbprint <Manager-thumbprint> username admin
このコマンドを各 NSX Edge ノード仮想マシンで繰り返します。
- あるいは、NSX Manager クラスタを NSX Edge ノードの仮想マシンに参加させるには、[join management-plane] コマンドを実行します。
このとき、次の情報を指定します。
- NSX Manager クラスタの仮想 IP アドレスとオプションのポート番号
- NSX Manager のユーザー名
- NSX Manager クラスタの証明書サムプリント
- NSX Manager のパスワード
NSX-Edge1> join management-plane <Cluster-VIP> username <Manager-username> password <Manager-password> thumbprint <Cluster-tumbprint>
- NSX Edge ノード仮想マシンで get managers コマンドを実行して結果を確認します。
nsx-edge-1> get managers
- 10.173.161.17 Connected (NSX-RPC)
- 10.173.161.140 Connected (NSX-RPC)
- 10.173.160.204 Connected (NSX-RPC)
- NSX Manager ユーザー インターフェイスで の順に移動します。
[
NSX Edge トランスポート ノード] ページで、次の操作を行います。
- [構成の状態] 列に [NSX の構成] が表示されます。[NSX の構成] をクリックして、ノードでの構成を開始します。ノードにインストールされているバージョン番号が [NSX バージョン] 列に表示されていない場合は、ブラウザ画面を更新してください。
- NSX Edge ノードで NSX を構成する前に、[ノードの状態] 列と [トンネルの状態] 列に「使用不可」が表示されます。[トランスポート ゾーン] 列と [N-VDS スイッチ] 列に、0 が表示されます。これは、接続されたトランスポート ゾーンまたは NSX Edge ノードに構成されている N-VDS スイッチがないことを示しています。
次のタスク
NSX Manager を使用して NSX Edge をインストールする場合は、NSX Edge トランスポート ノードの作成を参照してください。
NSX Edge を手動でインストールする場合は、トランスポート ノードとしての NSX Edge の構成を参照してください。