構成を移行した後に、NSX-V Edge Services Gateway を NSX-T に移行できます。

トポロジに Edge Services Gateway アプライアンスが存在しない場合は、[開始] をクリックします。これにより、[ホストの移行] 手順に進むことができます。

必要に応じて、Edge の移行をロールバックして、NSX-V 環境で Edge Services Gateway を使用することができます。詳細については、移行のロールバックを参照してください。

注意: [Edge の移行] 手順をロールバックする場合は、 NSX-V Edge Services Gateway を経由してトラフィックが戻っていることを確認します。場合によっては、ロールバックを支援する手動アクションを実行する必要があります。

前提条件

  • 構成に関するすべての問題を解決する必要があります。
  • NSX-V の構成を NSX-T に移行する必要があります。
  • 移行した構成が NSX Manager ユーザー インターフェイスまたは NSX-T の API で表示されることを確認します。
  • 前回の構成上の変更が行われてから、NSX-V および vSphere のバックアップが作成されていることを確認します。
  • NSX-T Edge ノードのアップリンクに新しい IP アドレスを使用する場合は、これらの新しい BGP ネイバーの IP アドレスが指定されたノースバウンド ルーターを構成する必要があります。
  • Edge トンネル エンドポイント (TEP) に IP プールが作成されていることを確認します。Edge トンネル エンドポイントの IP アドレス プールの作成を参照してください。
  • NSX-T で作成された論理ルーター インターフェイスでは、デフォルトのグローバル MTU 設定 (1,500) が使用されます。すべての論理ルーター インターフェイスにこれよりも大きい MTU が設定されているか確認する場合は、デフォルトのグローバル MTU 設定を変更します。詳細については、グローバル MTU 設定の変更を参照してください。

    1,500 以外の MTU 設定がピアリング ルーターで使用されている場合は、NSX-T Data Center で同様に構成する必要があります。OSPF トポロジの場合、MTU 設定がピアリング ルーターの MTU 設定と異なる場合、OSPF 隣接関係が停止する可能性があります。

手順

  1. [Edge の移行] ページで [開始] をクリックします。
    すべての Edge が移行されます。 NSX-V Edge Services Gateway のアップリンクが内部的に切断され、 NSX-T Edge ノードのアップリンクがオンラインになります。
  2. 新しい NSX-T 環境でルーティングとサービスが正常に機能していることを確認します。
    正常に機能していればホストを移行できます。ホストを移行する前に、 NSX-V ホスト移行の構成を参照してください。

結果

移行プロセスで次の変更が行われます。
  • NSX-V Edge サービス ゲートウェイ (ESG) のルーティングとサービスの構成が、新しく作成された NSX-T Edge ノードに転送されます。
  • 新しく作成された NSX-T Edge ノードの新しい TEP IP アドレスが、Edge トンネル エンドポイントに新たに作成された IP プールから構成されます。