NSX-T Data Center をアップグレードした後、アップグレードされたコンポーネントのバージョンが更新されているかどうかを確認できます。NSX Manager の詳細については、『NSX-T Data Center 管理ガイド』の「NSX Manager の概要」を参照してください。
前提条件
アップグレードを実行します。NSX-T Data Center のアップグレード を参照してください。
手順
- ブラウザから、NSX Manager (https://nsx-manager-ip-address/login.jsp?local=true) にローカル admin ユーザーとしてログインします。
- [システム] > [アップグレード] を選択します。
- 全体のアップグレード バージョン、コンポーネントのバージョン、アップグレード前後の製品バージョンが正しいことを確認します。
- (オプション) ダッシュボード、ファブリック ホスト、NSX Edge クラスタ、トランスポート ノード、論理エンティティの状態インジケータがすべて緑で、正常に展開され、警告が表示されていないことを確認します。
- (オプション) 複数のコンポーネントの状態を確認します。
- ファブリック ノードのインストール
- トランスポート ノードのローカル制御プレーン (LCP) と管理プレーン エージェントの接続
- ルーターの接続
- NAT ルール
- DFW ルール
- DHCP リース
- BGP の詳細
- IPFIX コレクタ内のフロー
- ネットワーク トラフィックを有効にする TOR 接続
アップグレードの状態が「成功」と表示されます。 - デフォルトの admin パスワードの有効期限を変更します。
パスワードが期限切れになると、ログインしてコンポーネントを管理できなくなります。また、管理者パスワードを必要とするタスクまたは API 呼び出しがすべて失敗します。デフォルトでは、パスワードは 90 日で有効期限が切れます。パスワードの有効期限が切れている場合は、ナレッジベースの記事 KB70691、 NSX-T admin password expired を参照してください。
- 有効期限をリセットします。
有効期限は 1 ~ 9,999 日の間で設定できます。
nsxcli set user admin password-expiration <1 - 9999>
- (オプション) パスワードの有効期限を無効にすると、パスワードが期限切れになることはありません。
nsxcli clear user audit password-expiration
- 有効期限をリセットします。
- 既存の Ubuntu KVM ホストをトランスポート ノードに使用している場合は、/etc/network/interfaces ファイルをバックアップします。
- vIDM が有効になっている場合は、https://nsx-manager-ip-address/login.jsp?local=true でローカル アカウントにアクセスします。
- NSX Edge 仮想マシンの CPU とメモリの値を確認します。
アップグレード後に vSphere Client にログインし、既存の NSX Edge 仮想マシンが次の CPU とメモリ値で構成されているかどうかを確認します。構成されていない場合は、仮想マシンの設定を編集して、これらの値と一致させます。
NSX-T Data Center アプライアンス メモリ vCPU NSX Edge の小規模な仮想マシン 4 GB 2 NSX Edge の中規模の仮想マシン 8 GB 4 NSX Edge の大規模な仮想マシン 32 GB 8