トランスポート ノード プロファイルを使用して vSphere クラスタに NSX をインストールしている場合は、次の手順に従って、クラスタ内のすべてのホストから NSX をアンインストールできます。
トランスポート ノード プロファイルを使用して NSX をインストールしていない場合、またはクラスタ内のホストのサブセットから NSX を削除する場合は、vSphere クラスタ内の管理対象ホストからの NSX のアンインストールを参照してください。
手順
- ブラウザから、NSX Manager(https://<nsx-manager-ip-address> または https://<nsx-manager-fqdn>)に管理者権限でログインします。
- [システム] > [ファブリック] > [ノード] を選択します。
- [管理元] ドロップダウン メニューから vCenter Server を選択します。
- アンインストールするクラスタを選択し、[NSX の削除] を選択します。
注: ホストに NSX Intelligence が展開されている場合、すべてのトランスポート ノードがデフォルトのネットワーク セキュリティ グループに含まれるため、 NSX のアンインストールは失敗します。 NSX を正常にアンインストールするには、アンインストールを続行する前に [強制的に削除] オプションを選択する必要があります。
- NSX ソフトウェアがホストから削除されていることを確認します。
- ホストのコマンドライン インターフェイスに root としてログインします。
- 次のコマンドを実行して、NSX VIB を確認します。
esxcli software vib list | grep -E 'nsx|vsipfwlib'
- (VDS 7.0 スイッチ上のホスト)ホストが失敗状態になり、NSX VIB を削除できない場合は、nsxcli -c del nsx コマンドを実行して、ホストから NSX を削除します。
- del nsx コマンドを実行する前に、次の手順を実行します。
- VDS スイッチの NSX ポート グループに VMkernel アダプタがある場合は、手動で VMK を NSX ポート グループから VDS スイッチの DV ポート グループに移行するか、削除する必要があります。NSX ポート グループに使用可能な VMK がある場合、del nsx コマンドの実行は失敗します。
- ESXi ホストをメンテナンス モードに切り替えます。vCenter Server では、ホストで実行中のすべての仮想マシンがパワーオフ状態であるか、別のホストに移動されていない限り、ホストをメンテナンス モードにすることはできません。
- ESX ホスト トランスポート ノードで実行されている nsx-proxy サービスを停止して、ESXi ホスト トランスポート ノードを NSX Manager から完全に切断します。ESXi CLI ターミナルにログインして、/etc/init.d/nsx-proxy stop を実行します。
- NSX Manager ユーザー インターフェイスを更新します。
- ESXi ホスト トランスポート ノードの状態が「切断」で、NSX Manager から切断されていることを確認します。
- ESXi CLI ターミナルにログインします。
- nsxcli -c del nsx を実行します。
- 警告メッセージを確認します。NSX のアンインストールを続行する場合は、はい と入力します。
Carefully read the requirements and limitations of this command: 1. Read NSX documentation for 'Remove a Host from NSX or Uninstall NSX Completely'. 2. Deletion of this Transport Node from the NSX UI or API failed, and this is the last resort. 3. If this is an ESXi host: a. The host must be in maintenance mode. b. All resources attached to NSXPGs must be moved out. c. If this is a SmartNIC-enabled host, the host must be rebooted after vib removal is completed. Verify this by checking /var/run/log/esxupdate.log for the thread which shows nsx-lcp component removal and confirm it completed without error. It will look something like: In(14) esxupdate[2150621]: Starting runnable component remove -n nsx-lcp-bundle:4.1.1.0.0-8.0.21958016 with 6e3446d0-8393-5869-8873-076a95930f56 ... Db(15) esxupdate[2150621]: Finished execution of command = component.remove If the above conditions for ESXi hosts are not met, the command WILL fail. 4. If this is a Linux host: a. If KVM is managing VM tenants then shut them down before running this command. b. This command should be run from the host console and may fail if run from an SSH client or any other network based shell client. c. The 'nsxcli -c del nsx' form of this command is not supported 5. If this is a Windows host: NOTE: This will completely remove all NSX instances (image and config) from the host. 6. For command progress check /scratch/log/nsxcli.log on ESXi host or /var/log/nsxcli.log on Linux host or 'c:/Programdata/VMware/NSX/Logs/nsxcli.log' on Windows host. Are you sure you want to remove NSX on this host? (yes/no) yes
重要: del nsx コマンドを実行した後は、 NSX Manager ユーザー インターフェイスの [解決] 機能を使用して、 [切断] 状態にあるホストを再準備しないでください。 [解決] 機能を使用すると、ホストが [劣化] 状態になる場合があります。 - NSX Manager ユーザー インターフェイスで、TNP がクラスタに接続されている場合は、プロファイルを接続解除します。
- 各ホストを選択し、[NSX の削除] をクリックします。
- ポップアップ ウィンドウで [強制的に削除] を選択して、アンインストールを開始します。
- ESXi ホストで、表示されるシステム メッセージが 終了 であることを確認します。このメッセージは、NSX がホストから完全に削除されていることを示しています。
既存のすべてのホスト スイッチが削除され、トランスポート ノードが NSX Manager から接続解除され、 NSX VIB が削除されます。いずれかの NSX VIB がホストに残っている場合は、 VMware サポートにお問い合わせください。
- del nsx コマンドを実行する前に、次の手順を実行します。