VRF 間 BGP ルート リークを使用すると、IPv4/IPv6 または両方のアドレス ファミリの BGP ルート リークを有効にできます。
VRF 間 BGP ルート リークは、BGP VPN を使用して BGP ルートをリークします。NSX は、ルートのインポートとエクスポートのために RT を内部で構成します。
注: VRF 間 BGP ルート リークは、IPv4 と IPv6 の両方でサポートされています。
前提条件
- BGP を有効にし、ソース VRF とターゲット VRF の両方でローカル AS を指定します。
- ソース VRF で、再配分ルールを構成するか、BGP ネイバーを介して外部ルートを学習します(BGP テーブルにプレフィックスを追加する場合)。BGP の構成を参照してください。
- ルート マップを使用して、フィルタをインポート/エクスポートします。ルート マップの作成を参照してください。
手順
- 管理者権限で NSX Manager にログインします。
- [ネットワーク] を選択します。
- 構成するデフォルト/親 Tier-0 ゲートウェイまたは Tier-0 VRF ゲートウェイのいずれかを選択します。
- 省略記号ボタン(3 つのドット)をクリックして、[編集] を選択します。
- [ルーティング] をクリックします。
- [VRF 間ルーティング] の横にある [設定] をクリックします。
- 省略記号ボタン(3 つのドット)をクリックして、[編集] を選択します。
- [BGP ルート リーク] の下にある [設定] をクリックします。
- 省略記号ボタン(3 つのドット)をクリックして、[編集] を選択します。
- IPv4 および IPv6 の場合は、[BGP ルート リーク] ボタンを [オン] に切り替えます。
- IPv4 と IPv6 の [入力フィルタ] フィールドにルート マップを割り当てます。入力フィルタは、受信方向で許可または拒否されるネットワークまたはネットワークの範囲を決定するために使用されます。
- IPv4 と IPv6 の [出力フィルタ] フィールドにルート マップを割り当てます。出力フィルタは、出力方向で許可または拒否されるネットワークまたはネットワークの範囲を決定するために使用されます。
- [保存] をクリックします。
結果
注: BGP ルート リークでは、BGP VPN テーブルにインポートとエクスポート用のルートの追加コピーを含める必要があるため、Edge でサポートされるルートの数が少なくなります。