ライセンス キーを追加し、ライセンス使用レポートを生成することができます。使用レポートは、CSV 形式のファイルです。

NSX Manager をインストールする場合、デフォルトのライセンスは NSX for vShield Endpoint になります。このライセンスに有効期限はありませんが、特定の制限があります。ライセンスの詳細については、 ライセンス タイプを参照してください。次のように、いくつかのオブジェクトはデフォルトのライセンスで作成または更新することはできません。
  • Tier-0 および Tier-1 ゲートウェイ
  • 論理スイッチ
  • レイヤー 2 セグメント(注:サービス セグメントの作成と更新は可能)
  • 分散ファイアウォール
  • VPN
  • NAT
  • ロード バランサ
  • サービス挿入
  • NSX Intelligence

NSX ライセンスは、NSX Manager レベルで適用されます。有効なライセンス キーが NSX Manager に追加されると、すべての管理対象ホストでそれぞれの機能が自動的に有効になります。

以前のリリースからアップグレードすると、すべてのライセンス キーがターゲット リリースに引き継がれます。次の点に注意してください。
  • デフォルトの vShield Endpoint ライセンス キーは削除できません。

ライセンスが期限切れか、60 日以内に期限切れになる場合は、ログインするたびにアラームが生成されます。アラームを確認するには、[ホーム] > [アラーム] の順に移動します。

次の API を使用して、ライセンスの詳細を取得できます。

GET https://<nsx-mgr>/api/v1/licenses

NSX for vShield Endpoint ライセンスしかない場合、ログイン後に、制限付きのライセンスであることを知らせる情報メッセージがバナーに表示されます(上記を参照)。ライセンスの期限が切れているか、期限切れが近い場合は、ログイン後に警告メッセージがバナーに表示されます。

同じエディションの NSX(旧称 NSX-T Data Center)に複数のライセンス キーを追加できます。

手順

  1. 管理者権限で NSX Manager にログインします。
  2. [システム] > [ライセンス] > [ライセンスを追加] を選択します。
  3. ライセンス キーを入力します。
    無効なライセンス キーを入力するか、必要なベース SKU なしでアドオン ライセンスを入力すると、エラー メッセージが表示されます。
  4. ライセンスを削除するには、ライセンスを選択して、[削除] をクリックします。
    ベース SKU を削除して、それに依存するアドオン ライセンスがある場合は、エラー メッセージが表示されます。
  5. ライセンス使用レポートを生成するには、[エクスポート] > [ライセンス使用レポート] の順に選択します。
    CSV レポートには、仮想マシン、CPU、一意の同時実行ユーザー、以下の機能の仮想 CPU とコアの使用数がリストされます。
    • スイッチおよびルーティング
    • Identity Firewall
    • 分散 IDPS
    • コンテキスト対応マイクロ セグメンテーション - リモート デスクトップ セッション ホスト用の Identity Firewall
    • 分散ファイアウォール
    • URL 分類
    • マルチ テナント
    • DPU アクセラレーション
    • サービス挿入
    • 分散マルウェア防止
    • コンテキスト対応マイクロ セグメンテーション - アプリケーション ID
    • NSX フェデレーション(CPU、コア、仮想マシン、同時接続ユーザー情報のみ)
    • VPN
    • 分散ロード バランサ
    • NSX Edge ロード バランサ
    • アノマリ検出
    • エンドポイント コンテキスト
    • マイクロセグメンテーションのプランニング (L4)(CPU、コア、仮想マシン、同時接続ユーザー情報のみ)
    • マイクロセグメンテーションのプラニング (L7)
    • 拡張ゲスト イントロスペクション
    注:

    Limited Export リリース バージョンでは、次の機能が無効になっています。

    • IPsec VPN
    • HTTPS ベースのロード バランサ