NSX クラスタの 1 つ以上のマネージャ ノード メンバーで、DATASTORE コンポーネントまたは CORFU_NONCONFIG コンポーネントが停止しているため、NSX Manager の状態が劣化しています。
解決方法
- 管理者として NSX Manager CLI ターミナルに SSH 接続します。
- コンポーネントが停止しているマネージャ ノードを特定するには、get cluster status を実行します。
- 推奨されるディスク アクセス遅延で、基盤となるデータストアが使用可能であることを確認します。ディスク アクセス遅延の数を取得して修正するには、「https://kb.vmware.com/s/article/87075?lang=en_US」を参照してください。
注: データストアが停止すると、 NSX Manager アプライアンス仮想マシンが読み取り専用モードになることがあります。Linux では、このエラーからリカバリするための使用可能なユーティリティを提供していません。アプライアンスを再起動しても問題が解決しない場合は、ナレッジベースの記事「ストレージ障害の発生時に NSX Manager をリカバリする」を参照してください。影響を受ける NSX Manager 仮想マシンを再起動する前に、バックエンド データストアが完全にリカバリされていることを確認します。
- NSX が使用するディスク パーティションに、いっぱいまたはそれに近い状態になっているパーティションがないことを確認するには、「get filesystem-stats」を実行します。
注: データストア固有のログは、 var/log/corfu/corfu.9000.log および /var/log/corfu/tanuki.log にあります。
- 読み取り専用モードを解除するには、ディスク容量をクリーンアップするか、すべての NSX Manager ノードを再起動します(ストレージの問題が解決した後)。
- コンポーネントが停止したままの場合は、VMware のサポートにお問い合わせください。
重要: データストアが停止していて、ネットワーク接続が稼動中の場合、 NSX Manager は引き続きクラスタに参加しています。この状態になると、管理プレーンと制御プレーンが利用できなくなる可能性があります。データストアの問題を解決できない場合は、影響を受ける NSX Manager をパワーオフして、影響を受ける NSX Manager を置き換えます(多数のノードを稼動させてクラスタ クォーラムを維持している限り)。
- 既存の NSX Manager クラスタから NSX Manager ノードを削除します。NSX Manager で detach node <node-id> を実行します。
- get cluster status を実行して、問題のあるノードがクラスタのメンバーでなくなったことを確認します。
- 新しい NSX Manager ノードを展開し、既存のマネージャ クラスタに参加させます。