ホスト アップグレード ユニット グループ内のホストは手動でアップグレードできます。

前提条件

Upgrade Coordinator が更新されていることを確認します。「 Upgrade Coordinator のアップグレード」を参照してください。

手順

  1. Upgrade Coordinator の [ホストのアップグレード] タブに移動します。
  2. [ステージ] をクリックし、ステージングの完了後に続行します。
  3. ESXi ホストを手動でアップグレードします。
    注: アップグレード中にホストに障害が発生した場合は、ホストを再起動して、アップグレードを再試行します。
    1. ESXi ホストをメンテナンス モードに切り替えます。
    2. NSX Manager から ESXi オフライン バンドルの場所に移動します。
      http://<nsx-manager-ip-address>:8080/repository/<target-nsx-version>/metadata/manifest.
    3. ESXi オフライン バンドルを ESXi/tmp にダウンロードします。
    4. ESXi ホストをアップグレードします。
      esxcli software vib install -d /tmp/<offline-bundle-name>.
  4. Upgrade Coordinator の [ホスト] タブに移動して、画面を更新します。
    手動でアップグレードされたすべてのホストが、アップグレードされた状態で表示されます。
  5. アップグレードが成功したら、NSX パッケージの最新バージョンが vSphere ホストにインストールされていることを確認します。
    vSphere ホストの場合は esxcli software vib list | grep nsx と入力します。
  6. アップグレードの前にパワーオフ状態だった ESXi スタンドアローン ホストのテナント仮想マシンをパワーオンします。
  7. DRS が無効なクラスタの一部である管理対象 ESXi ホストのテナント仮想マシンを適切なホストに移行します。
  8. アップグレードの前にパワーオフされた、DRS が無効なクラスタの一部である ESXi ホストのテナント仮想マシンをパワーオンするか、再アクティベーションします。
  9. (オプション) NSX Manager アプライアンスで [システム] > [アプライアンス] の順に選択し、ホストのすべての状態インジケータとトランスポート ノード展開がインストール済みと表示され、接続の状態が緑色で稼動中と表示されていることを確認します。
  10. Upgrade Coordinator の [ホスト] タブに移動し、無効なホスト アップグレード ユニット グループを選択します。
  11. [アクション] > [状態の変更] > [有効] の順に選択します。
    その他の無効なホスト アップグレード ユニット グループがある場合は、 [有効] に設定します。

次のタスク

アップグレード プロセスが正常に終了した場合にのみ、アップグレードを続行できます。「管理プレーンのアップグレード」を参照してください。

アップグレード エラーがある場合には、エラーを解決する必要があります。「アップグレード エラーのトラブルシューティング」を参照してください。