Edge のループバック インターフェイスを構成するには、次の手順を実行します。
前提条件
ループバック インターフェイスを構成する前に考慮する必要があるルールと注意事項については、ループバック インターフェイス - 制限事項を参照してください。
手順
- VMware SD-WAN Orchestrator にログインし、[構成 (Configure)] > [Edge (Edges)] に移動します。
- ループバック インターフェイスを構成する Edge の横にある [デバイス (Device)] アイコンをクリックするか、Edge リンクをクリックして、[デバイス (Device)] タブに移動します。
- [ループバック インターフェイスの構成 (Configure Loopback Interfaces)] 領域まで下にスクロールして、[ループバックの追加 (Add Loopback)] をクリックします。
- [ループバックの追加 (Add Loopback)] モーダル ポップアップで、必要なループバック設定を構成します。詳細については、ループバック インターフェイス - フィールド リファレンスを参照してください。
- [ループバックの追加 (Add Loopback)] をクリックします。
- [変更の保存 (Save Changes)] をクリックします。
結果
[CIDR プレフィックス (CIDR Prefix)] と [インターフェイス ID (Interface ID)] を除いて、いつでもループバック インターフェイス設定を編集できます。
ループバック インターフェイスを削除すると、ループバック インターフェイスを選択したすべてのサービスの [送信元インターフェイス (Source Interface)] フィールドが [自動 (Auto)] にリセットされます。
さらに、さまざまなサービスの
[送信元インターフェイス (Source Interface)] が
[自動 (Auto)] にリセットされる次の 2 つのシナリオがあります。
- Edge にループバック インターフェイス ID が見つからない場合。
- 古いバージョンの API を使用して Edge を構成している場合、Edge がサービスの送信元 IP アドレスのキーを受け取らないことがあります。
任意のサービスの
[送信元インターフェイス (Source Interface)] フィールドが
[自動 (Auto)] に設定されている場合、Edge は、次の基準に基づいて送信元インターフェイスを選択します。
- 広報される非 WAN インターフェイスが優先されます。
- 広報される非 WAN インターフェイスの中で、送信元インターフェイスの選択は、ループバック インターフェイス、VLAN インターフェイス、またはルーティング インターフェイスの優先順位に基づいています。
- 複数の同じタイプのインターフェイスが構成および広報されている場合は、インターフェイス ID が最も小さいインターフェイスが選択されます。
たとえば、2 つのループバック インターフェイス(LO3 と LO4)、1 つの VLAN インターフェイス (VLAN2)、および 2 つのルーティング インターフェイス(GE1 および Ge2)が構成および広報され、任意のサービスの [送信元インターフェイス (Source Interface)] フィールドが [自動 (Auto)] に設定されている場合、Edge は送信元インターフェイスとして LO3 を選択します。
次のタスク
Edge のループバック インターフェイスを構成すると、次のサービスの送信元インターフェイスとしてインターフェイスを選択できます。
サービス/設定 | 詳細の参照先 |
---|---|
Orchestrator 管理トラフィック (Orchestrator Management Traffic) | Edge の Orchestrator 管理トラフィックの設定 |
認証設定 (Authentication Settings) | 認証設定 |
DNS 設定 (DNS Settings) | DNS の設定 |
NetFlow 設定 (Netflow Settings) | Edge の NetFlow の設定 |
Syslog 設定 (Syslog Settings) | Edge の Syslog 設定の構成 |
BGP 設定 (BGP Settings) | Edge からアンダーレイ ネイバーへの BGP の設定 |
NTP 設定 (NTP Settings) | Edge の NTP 設定の構成 |
注:
Edge がトラフィックを送信するとき、パケット ヘッダーには選択した送信元インターフェイスの IP アドレスが含まれますが、パケットは宛先ルートに基づいて任意のインターフェイスを介して送信できます。