診断情報を取得するために Edge 上で実行することができるすべてのリモート診断テストについて説明します。診断情報には、分析用の Edge 固有のログが含まれています。

VMware SD-WAN Orchestrator では、[テストとトラブルシューティング (Test & Troubleshoot)] > [リモート診断 (Remote Diagnostics)] メニューから、選択した Edge に対してさまざまなリモート診断テストを実行できます。

次に、サポート対象のリモート診断テストを示します。

ARP テーブルのダンプ

このテストを実行して、ARP テーブルの内容を表示します。出力は、1000 の ARP エントリの表示に限定されます。

ARP キャッシュのクリア

このテストを実行して、指定されたインターフェイスの ARP キャッシュ エントリをクリアします。

DNS テスト

このテストを実行して、指定されたドメイン名の DNS ルックアップを実行します。

DNS/DHCP サービスの再起動

このテストを実行して、DNS/DHCPv4 サービスを再起動します。これは、クライアントで DHCP または DNS 要求が失敗した場合のトラブルシューティングの手順として機能します。
注: このリモート診断オプションでは、DHCPv6 サービスは再起動されません。

DSL の状態

DSL 診断テストは、610 デバイスでのみ使用できます。4.3 リリースでは、620、640、および 680 デバイスのテストも実行できます。このテストを実行すると、次の図に示すように、モード(標準または DSL)、プロファイル、xDSL モードなどを含むDSL の状態が表示されます。

コンテキスト ログ情報のダンプ

このテストの目的

コンテキスト ログは、Linux スレッドのログ インフラストラクチャごとです。このテストでは、コンテキスト ログを使用するスレッドが一覧表示されます。

このテストをいつ実行できるか

このテストを実行して、コンテキスト ログを使用したスレッドをダンプします。Edge でリモート診断テストを実行する方法については、『VMware SD-WAN トラブルシューティング ガイド』の Edge 上でのリモート診断テストの実行に関するトピックを参照してください。

テスト出力で確認する内容

テストでは、コンテキスト ログを使用するスレッドのスレッド名、スレッド ID、コンテキスト ログ状態(オンまたはオフ)がダンプされます。
  • コンテキスト ログ状態「オン」は、指定されたスレッドに対してコンテキスト ログが有効になっていることを意味します。
  • コンテキスト ログ状態「オフ」は、指定されたスレッドのコンテキスト ログが無効になっていることを意味します。
テストの出力例は次のとおりです。

コンテキスト ログの有効化または無効化

このテストの目的

コンテキスト ログは、Linux スレッドのログ インフラストラクチャごとです。これは、コンテキスト ログの有効化または無効化に使用できます。

このテストをいつ実行できるか

このテストを実行して、特定のスレッドまたはすべてのスレッドのコンテキスト ログを有効または無効にします。Edge でリモート診断テストを実行する方法については、『VMware SD-WAN トラブルシューティング ガイド』の Edge 上でのリモート診断テストの実行に関するトピックを参照してください。

テスト出力で確認する内容

特定のスレッドのコンテキスト ログを有効または無効にする場合、または [すべて (All)] オプションを指定する場合は、スレッド ID を指定します。テストを実行すると、アクションが適用されます。「コンテキスト ログ情報のダンプ」テスト コマンドを使用して、変更を検証できます。

テストの出力例は次のとおりです。

ファイアウォール セッションのフラッシュ

このテストを実行して、ファイアウォールから確立されたセッションをリセットします。Edge 上でこのテストを実行すると、ファイアウォール セッションがフラッシュされ、TCP ベースのセッションでも TCP RST がアクティブに送信されます。
注: IPv6 ファイアウォール セッションをフラッシュする場合は、新しい Orchestrator ユーザー インターフェイスから [ファイアウォール セッションのフラッシュ (Flush Firewall Sessions)] テストを実行します。

フローのフラッシュ

このテストを実行すると、フロー テーブルがフラッシュされ、ユーザー トラフィックが再分類されます。特定のフローをフラッシュするには、送信元と宛先の IPv4 または IPv6 アドレス フィルタを使用します。

NAT のフラッシュ

このテストを実行して、NAT テーブルをフラッシュします。

Gateway

クラウド トラフィックで Gateway サービスの使用を行うかどうかを選択することにより、このテストを実行します。
注: これは、VPN トラフィックのルーティングには影響しません。

GPON の状態

選択された任意の 6x0 Edge デバイスでこのテストを実行して、ベンダーの MAC アドレス、ホスト リンクの状態、リンク レート、TX および RX パワー、および光学状態などの GPON SFP 状態を表示します。

HA 情報

このテストを実行して、HA が有効になっている場合のアクティブ Edge とスタンバイ Edge の基本情報とインターフェイス情報を表示します。

IPv6 ND キャッシュのクリア

このテストを実行して、選択されたインターフェイスの ND からキャッシュをクリアします。

IPv6 ND テーブルのダンプ

このテストを実行して、Neighbor Discovery (ND) テーブルの IPv6 アドレスの詳細を表示します。

IPv6 RA テーブルのダンプ

このテストを実行して、IPv6 RA テーブルの詳細を表示します。

IPv6 ルート テーブルのダンプ

このテストの目的

IPv6 ルート テーブル ダンプ コマンドを実行すると、完全なルーティング テーブルが IPv6 で一覧表示されます。

このテストをいつ実行できるか

IPv6 の FIB テーブルのルートを検証する場合は、このテストを実行します。このテストは、次のいずれかのオプションを指定して実行できます。
  • [セグメント (Segment)] - ルートを表示する必要があるセグメントを選択します。すべてのセグメントに対して [すべて (all)] を選択します。
  • [プレフィックス (Prefix)] - ルートを表示する必要がある特定のプレフィックスを指定します。
  • [ルート (Routes)] - ドロップダウン メニューから、次のいずれかのオプションを選択します。
    • [すべて (all)] - すべてのプレフィックスのすべてのルートを表示します。
    • [優先 (preferred)] - すべてのプレフィックスに対して最も優先されるルートのみを表示します(これはデータ転送に使用されるルートです)。

テスト出力で確認する内容

テストの出力例は次のとおりです。

リモート診断の出力には、次の情報が表示されます。
フィールド 説明
アドレス (Address) テーブルで使用可能な IPv6 ルートを指定します。
セグメント (Segment) ルートが使用可能で、Edge によって処理されるセグメントを指定します。
ネットマスク (Netmask) IPv6 のアドレス範囲を指定します。
タイプ (Type) クラウド、Edge2Edge、任意(アンダーレイまたはコネクト)などのルート タイプを指定します。
コスト (Cost) ルート基準の選択で使用されるルート コストまたはメトリックを指定します。
到達可能 (Reachable) ルートの状態を指定します。
  • True - 到達可能
  • False - 到達不可能
ネクスト ホップ (Next Hop) ローカル ルートの場合のローカル出口インターフェイスを示します。オーバーレイ/リモート ルートの場合は、ネクスト ホップのタイプを示します。たとえば、クラウド ルートの場合は「クラウド Gateway (Cloud Gateway)」、データセンターの場合は「クラウド VPN (Cloud VPN)」、または「Edge から Edge (Edge to Edge)」ルートなどです。
ネクスト ホップ名 (Next Hop Name) ネクスト ホップ デバイスの名前を指定します。
宛先名 (Destination Name) 宛先デバイスの名前を指定します。
損失理由 (Lost Reason) Edge と Gateway の両方で、ルーティング優先順の計算ロジックについて、あるルートがその次の優先ルートに対してロストされた理由のコードを指定します。
到達可能(でない)理由 ((Not) Reachable Reason) ルートに到達可能である理由、または到達可能でない理由を指定します。
注: マルチホップ BGP で学習した未解決のルートは、中間インターフェイスをポイントする場合があります。詳細については、 マルチホップ BGP ルートを参照してください。

インターフェイスの状態

このテストを実行して、物理インターフェイスの MAC アドレスと接続状態を表示します。

LTE モデム情報

510-LTE や 610-LTE など、LTE モジュールが統合されている選択した Edge でこのテストを実行して、内部 LTE モデムのモデム情報、接続情報、位置情報、シグナル情報、ファームウェア情報、状態情報などの診断の詳細を収集します。

LTE SIM の切り替え

610-LTE デバイスの場合のみ、このテストを実行してアクティブな SIM を切り替えます。このテストを実行するには、両方の SIM を挿入する必要があります。このテストには、約 4 ~ 5 分かかります。

テストに成功したら、SD-WAN Orchestrator の [監視 (Monitor)] -> [Edge (Edges)] -> [概要 (Overview)] タブで現在アクティブなインタフェースの状態を確認することができます。

アクティブなファイアウォール セッションの一覧表示

このテストを実行して、アクティブなファイアウォール セッションの現在の状態を表示します(最大 1000 セッション)。送信元と宛先の IP アドレス、送信元と宛先のポート、およびセグメントなどのフィルタを使用して、返されるセッションの数を制限できます。
注: 拒否されたセッションは、アクティブなセッションではないため、表示されません。これらのセッションのトラブルシューティングを行うには、ファイアウォールのログを確認する必要があります。
注: IPv6 ファイアウォール セッション情報は、新しい Orchestrator ユーザー インターフェイスから表示できます。IPv6 ファイアウォール セッション情報を表示するには、新しい Orchestrator ユーザー インターフェイスから [アクティブ ファイアウォール セッションのリスト (List Active Firewall Sessions)] テストを実行する必要があります。
リモート診断出力には、セグメント名、送信元 IP アドレス、送信元ポート、宛先 IP アドレス、宛先ポート、プロトコル、アプリケーション、ファイアウォール ポリシー、すべてのフローの現在の TCP 状態、受信/送信バイト数、期間の情報が表示されます。RFC 793 で定義されている TCP の状態は 11 種類あります。
  • LISTEN - 任意のリモート TCP およびポートからの接続要求を待機していることを表します(この状態はリモート診断出力には表示されません)。
  • SYN-SENT - 接続要求を送信した後の一致する接続要求を待機していることを表します。
  • SYN-RECEIVED - 接続要求を受信して送信した後の接続要求の確認を待機していることを表します。
  • ESTABLISHED - 開いている接続を表し、受信したデータをユーザーに配信できます。これは、接続のデータ転送段階の正常な状態です。
  • FIN-WAIT-1 - リモート TCP からの接続終了要求、または以前に送信された接続終了要求の確認を待機していることを表します。
  • FIN-WAIT-2 - リモート TCP からの接続終了要求を待機していることを表します。
  • CLOSE-WAIT - ローカル ユーザーからの接続終了要求を待機していることを表します。
  • CLOSING - リモート TCP からの接続終了要求の確認を待機していることを表します。
  • LAST-ACK - 以前に(接続終了要求の確認を含んでいる)リモート TCP に送信された接続終了要求の確認を待機していることを表します。
  • TIME-WAIT - リモート TCP が接続終了要求の確認を受信したことを確認するのに十分な時間が経過するまで待機していることを表します。
  • CLOSED - 接続なしの状態を表します。

アクティブなフローの一覧表示

このテストを実行して、システム内のアクティブなフローを一覧表示します。確認したいフローを表示するには、送信元と宛先の IPv4 または IPv6 アドレス フィルタを使用します。この出力は、最大 1000 のフローに限定されています。

クライアントの一覧表示

このテストを実行して、クライアントの完全なリストを表示します。

パスの一覧表示

このテストを実行して、ローカル WAN リンクと各ピア間のアクティブなパスのリストを表示します。

Edge の MIB

このテストを実行して、Edge の MIB をダンプします。

NAT テーブルのダンプ

このテストを実行して、NAT テーブルの内容を表示します。確認したいエントリを表示するには、宛先 IP アドレス フィルタを使用します。この出力は、最大 1,000 のエントリに限定されています。

NTP ダンプ

このテストを実行して、Edge および NTP 情報の現在の日付と時刻を表示します。

IPv6 の ping テスト

指定された IPv6 宛先に ping テストを実行します。

ping テスト

指定された IPv4 宛先に ping テストを実行します。

USB モデムのリセット

選択した Edge インターフェイスでこのテストを実行し、指定のインターフェイスに接続された動作していない USB モデムをリセットします。一部の USB モデムでは、このタイプのリモート リセットはサポートされていないことに注意してください。

ルート テーブルのダンプ

このテストの目的

ルート テーブル ダンプ コマンドを実行すると、完全なルーティング テーブルが IPv4 で一覧表示されます。

このテストをいつ実行できるか

このテストを実行して、IPv4 の FIB テーブルのルートを確認します。このテストは、次のいずれかのオプションを指定して実行できます。
  • [セグメント (Segment)] - ルートを表示する必要があるセグメントを選択します。すべてのセグメントに対して [すべて (all)] を選択します。
  • [プレフィックス (Prefix)] - ルートを表示する必要がある特定のプレフィックスを指定します。
  • [ルート (Routes)] - ドロップダウン メニューから、次のいずれかのオプションを選択します。
    • [すべて (all)] - すべてのプレフィックスのすべてのルートを表示します。
    • [優先 (preferred)] - すべてのプレフィックスに対して最も優先されるルートのみを表示します(これはデータ転送に使用されるルートです)。

テスト出力で確認する内容

テストの出力例は次のとおりです。

リモート診断の出力には、次の情報が表示されます。
フィールド 説明
アドレス (Address) テーブルで使用可能な IPv4 ルートを指定します。
セグメント (Segment) ルートが使用可能で、Edge によって処理されるセグメントを指定します。
ネットマスク (Netmask) IPv4 のアドレス範囲を指定します。
タイプ (Type) クラウド、Edge2Edge、任意(アンダーレイまたはコネクト)などのルート タイプを指定します。
コスト (Cost) ルート基準の選択で使用されるルート コストまたはメトリックを指定します。
到達可能 (Reachable) ルートの状態を指定します。到達可能の場合は True、到達不能の場合は False を指定します。
ネクスト ホップ (Next Hop) ローカル ルートの場合のローカル出口インターフェイスを示します。オーバーレイ/リモート ルートの場合は、ネクスト ホップのタイプを示します。たとえば、クラウド ルートの場合は「クラウド Gateway (Cloud Gateway)」、データセンターの場合は「クラウド VPN (Cloud VPN)」、または「Edge から Edge (Edge to Edge)」ルートなどです。
ネクスト ホップ名 (Next Hop Name) ネクスト ホップ デバイスの名前を指定します。
宛先名 (Destination Name) 宛先デバイスの名前を指定します。
損失理由 (Lost Reason) Edge と Gateway の両方で、ルーティング優先順の計算ロジックについて、あるルートがその次の優先ルートに対してロストされた理由のコードを指定します。
注: LR_NO_ELECTION は最適なルートを示します。
到達可能(でない)理由 ((Not) Reachable Reason) ルートに到達可能である理由、または到達可能でない理由を指定します。
注: マルチホップ BGP で学習した未解決のルートは、中間インターフェイスをポイントする場合があります。詳細については、 マルチホップ BGP ルートを参照してください。
次の表に、Edge の理由コードと対応する説明を示します。
理由コード 説明
PR_UNREACHABLE オーバーレイ ルートの場合、Gateway または Edge であるリモート ピアにアクセスできません。
IF_DOWN 出力方向インターフェイスがダウンしています。
INVALID_IFIDX このルートの出力方向インターフェイス if-index が無効です。
SLA_STATE_DOWN IP SLA 追跡によって指定された状態は「ダウン」です。
HA_STANDBY ローカル Edge がスタンバイの場合、アクティブから同期されたすべてのルートは、操作上の利便性のために到達可能としてマークされます。
LOCAL_MGMT 管理ルートは常に到達可能です。
LOOPBACK ループバック IP アドレスは常に到達可能です。
SELF_ROUTE 自己 IP ルートは常に到達可能です。
RECUR_UNRES 再帰的なルートは到達可能とマークされ、操作上の利便性のために再帰的な解決を実行できます。
VPN_VIA_NAT vpnViaNat ルートは常に到達可能です。
SLA_STATE_UP IP SLA 追跡によって指定された状態は「稼動中」です。
IF_RESOLVED 出力方向インターフェイスが稼動し、解決されました。
PR_REACHABLE オーバーレイ ルートの場合、Gateway または Edge であるリモート ピアにアクセスできます。
LR_NO_ELECTION 最適なルート。
LR_NP_SWAN_VS_VELO VeloCloud 経由ルートである現在のルートと比較して、その前のルートは非優先スタティック WAN ルート(優先フラグが false に設定されたルート)であるため、選択されます。
LR_NP_SWAN_VS_DEFRT デフォルト ルートである現在のルートと比較して、その前のルートは非優先スタティック WAN ルートであるため、選択されます。
LR_NP_ROUTE_TYPE 現在のルートと比較して、その前のルートの方がルート タイプが優れているため、選択されます。また、この場合、比較対象のルートの 1 つが非優先ルートになります。
LR_BGP_LOCAL_PREF 両方のルートが BGP を使用して学習されます。現在のルートよりも、その前のルートの方が、ローカル プリファレンスが高いため選択されます。
LR_BGP_ASPATH_LEN 両方のルートが BGP を使用して学習されます。現在のルートよりも、その前のルートの方が、AS パスの値が低いため選択されます。
LR_BGP_METRIC 両方のルートが BGP を使用して学習されます。現在のルートよりも、その前のルートの方が、メトリックの値が低いため選択されます。
LR_EXT_OSPF_INTER BGP から学習された現在のルートと比較して、その前のルートは、エリア間またはエリア内のメトリックを持つ OSPF から学習したルートであるため、選択されます。
LR_EXT_BGP_RT メトリック タイプが OE1 または OE2 の OSPF から学習したルートである現在のルートと比較して、その前のルートは BGP から学習したルートであるため、選択されます。
LR_EXT_METRIC_TYPE

両方のルートが OSPF ルートです。現在のルートよりも、その前のルートは優れたメトリック タイプを持っているため、選択されます。

OSPF メトリック タイプの優先順は、OSPF_TYPE_INTRA、OSPF_TYPE_INTER、OSPF_TYPE_OE1、OSPF_TYPE_OE2 です。

LR_EXT_METRIC_VAL 両方のルートが OSPF ルートです。現在のルートよりも、その前のルートは小さいメトリックを持っているため、選択されます。
LR_EXT_NH_IP 両方のルートが OSPF ECMP ルートです。現在のルートは、後から学習されたものであるため、その前のルートに対してロストされます。
LR_PG_BGP_ORDER 両方とも、同じ BGP パラメータを持つリモート BGP ルートです。現在のルートは Partner Gateway (PG) ルートであり、現在のルートと比較して「順序」の値が小さいため、選択されます。
LR_NON_PG_BGP_ORDER 両方とも、同じ BGP パラメータを持つリモート BGP ルートです。現在のルートは非 PG ルートであり、現在のルートと比較して「順序」の値が小さいため、選択されます。
LR_EXT_ORDER 両方とも、同じメトリックを持つリモート OSPF ルートです。現在のルートよりも、その前のルートは順序の値が小さいため、選択されます。
LR_PREFERENCE 両方とも BGP または OSPF ルートです。現在のルートよりも、その前のルートは優先順の値が小さいため、選択されます。

LR_DCE_NSD_STATIC_PREF

DCE - データセンター、NSD - 非 SDWAN サイト

両方ともローカル NSD スタティック ルートです。非優先である現在のルートと比較すると、その前のルートは優先ルートである(優先フラグが true に設定されている)ため、選択されます。
LR_DCE_NSD_STATIC_METRIC 両方とも NSD スタティック ルートです。現在のルートよりも、その前のルートは優先順の値が小さいため、選択されます。
LR_DCE_NON_REMOTE 両方とも NSD スタティック ルートです。現在のルートがリモート ルートであるのに対し、その前のルートは、ローカル ルート(非リモート)であるため、選択されます。
LR_DCE_NSD_STATIC_REMOTE_ORDER 両方ともリモート NSD スタティック ルートです。現在のルートと比較して、その前のルートは順序の値が小さいため、選択されます。
LR_DCE_DC_DIRECT 両方とも NSD スタティック ルートです。現在のルートには DC_DIRECT フラグの設定がないのに対し、その前のルートは DC_DIRECT フラグが設定されているため、選択されます。これは、routes 出力で「n - nonVelocloud」フラグが設定されているルートです。これらは、Edge からの NSD から学習したルートです。
LR_DCE_LOGICAL_ID 両方とも NSD スタティック ルートです。現在のルートよりも、その前のルートは優れた論理 ID を持っているため、選択されます。
LR_NETMASK

現在のルートよりも、その前のルートはより高いネットマスクを持っているため、選択されます。

ネットマスクが異なるため、これはヒットしません。これは独自のネットワーク/ルート エントリです。

LR_NETADDR

現在のルートよりも、その前のルートはより高いネットワーク アドレスを持っているため、選択されます。

ネットワーク アドレスが異なるため、これはヒットしません。これは独自のネットワーク/ルート エントリです。

LR_CONN_FLAG 現在のルートがコネクト ルートではないのに対し、その前のルートはコネクト ルートであるため、選択されます。
LR_SELF_FLAG 現在のルートがセルフルートではないのに対し、その前のルートはセルフルートであるため、選択されます。
LR_SLAN_FLAG 現在のルートがスタティック LAN ルートではないのに対し、その前のルートはスタティック LAN ルートであるため、選択されます。
LR_SWAN_FLAG 現在のルートがスタティック WAN ルートではないのに対し、その前のルートはスタティック WAN ルートであるため、選択されます。
LR_NSD_STATIC_LOCAL 現在のルートが NSD BGP ルートではないのに対し、その前のルートはローカル NSD スタティック ルートであるため、選択されます。
LR_NSD_BGP_VS_NON_PREF_STATIC 現在のルートがローカル NSD スタティック非優先ルートであるのに対し、その前のルートは NSD BGP ルートであるため、選択されます。
LR_NSD_STATIC_PREF_VS_NSD_STATIC 現在のルートがスタティック NSD スタティック ルートではないのに対し、その前のルートは NSD スタティック優先ルートであるため、選択されます。
LR_CONN_STATIC_VS_NSD_BGP 現在のルートが NSD BGP ルートではないのに対し、その前のルートはリモート コネクト/スタティック ルートであるため、選択されます。
LR_OPG_SECURE_STATIC 現在のルートが PG セキュア スタティック ルートではないのに対し、その前のルートは PG セキュア スタティック ルートであるため、選択されます。
LR_ROUTED_VS_VELO 「v - ViaVeloCloud」ルートである現在のルートと比較すると、その前のルートはルーティング プロトコルから学習したルートであるため、選択されます。
LR_INTF_DEF_VS_ROUTED ルーティング プロトコル(ローカルまたはリモート)を使用して学習したルートである現在のルートと比較すると、その前のルートはインターフェイスのデフォルトのクラウド ルートであるため、選択されます。
LR_ROUTE_TYPE 現在のルートよりも、その前のルートはより優れたルートを持っているため、選択されます。
LR_E2DC_REMOTE 現在のルートがリモート ルートであるのに対し、その前のルートは、Edge2DC ルートでありローカル ルートであるため、選択されます。
LR_CONNECTED_LAN 両方ともコネクト ルートです。現在のルートがコネクト LAN ルートではないのに対し、その前のルートはコネクト LAN ルートであるため、選択されます。
LR_VELO_REMOTE_FLAG 両方ともクラウド ルートです。現在のルートがローカル クラウド ルートであるのに対し、その前のルートはリモート クラウド ルートと比較した場合のリモート ルートであるため、選択されます。
LR_VELO_EdgeD_ROUTED 両方ともクラウド ルートです。現在のルートがルーティング プロトコルを介して学習されていないルートであるのに対し、その前のルートはルーティング プロトコルを介して学習したルートであるため、選択されます。
LR_VELO_PG_ROUTE 両方ともクラウド ルートです。現在のルートが PG ルートではないのに対し、その前のルートは PG ルートであるため、選択されます。
LR_VIA_VELO_ROUTE 両方ともクラウド ルートです。現在のルートが VeloCloud 経由 ルートではないのに対し、その前のルートは VeloCloud 経由ルートであるため、選択されます。
LR_REMOTE_NON_ROUTED 両方ともリモート(オーバーレイ)ルートです。現在のルートがルーティング プロトコルを介して学習したルートであるのに対し、その前のルートはルーティング プロトコルを介して学習されないルート(スタティック/コネクト)であるため、選択されます。
LR_REMOTE_DCE_FLAG 両方ともリモート(オーバーレイ)ルートです。前のルートは、データセンター Edge ルート(routes 出力で「D - DCE」と設定されている)であり、現在のルートはデータセンター Edge ルートではないため、選択されます。
LR_METRIC 現在のルートよりも、その前のルートは小さいメトリックを持っているため、選択されます。
LR_ORDER 現在のルートよりも、その前のルートは順序が小さいため、選択されます。
LR_LOGICAL_ID 現在のルートよりも、その前のルートは優れた論理 ID を持っているため、選択されます。
LR_EXT_BGP_VIA_PRIMGW 両方とも BGP ルートです。現在のルートと比較して、その前のルートはプライマリ NSD VCG から学習した NSD BGP ルートであるため、選択されます。現在のルートは冗長 NSD VCG から学習したものである可能性があります。
次の表に、Gateway の理由コードと対応する説明を示します。
理由コード 説明
LR_NO_ELECTION 最適なルート。
LR_NVS_STATIC_PREF 現在のルートが NSD スタティック ルートではないのに対し、その前のルートは NVS スタティック ルートであるため、選択されます。
LR_EXT_BGP_VS_OSPF 現在のルートがメトリック タイプ OE1/OE2 の OSPF ルートであるのに対し、その前のルートは BGP ルートであるため、選択されます。
LR_EXT_BGP_ROUTE 両方ともクラウド ルートです。現在のルートが BGP 学習クラウド ルートではない(スタティックである)のに対し、その前のルートは BGP 学習クラウド ルートであるため、選択されます。
LR_CLOUD_ROUTE_VS_ANY

現在のルートがクラウド スタティック ルートであるのに対し、その前のルートは Edge2Edge または Edge2Datacenter ルートであるため、選択されます。

Edge2Edge/Edge2Datacenter > クラウド スタティック。

LR_BGP_LOCAL_PREF 両方とも、BGP を介して学習した Edge2Edge または Edge2Datacenter ルートです。現在のルートよりも、その前のルートの方がローカルの優先順の値が大きいため、選択されます。
LR_BGP_ASPATH_LEN 両方とも、BGP を介して学習した Edge2Edge または Edge2Datacenter ルートです。現在のルートよりも、その前のルートの方が AS パス値の値が小さいため、選択されます。
LR_BGP_METRIC 両方とも、BGP を介して学習した Edge2Edge または Edge2Datacenter ルートです。現在のルートよりも、その前のルートの方が優先順の値が小さいため、選択されます。
LR_DCE_NSD_STATIC_PREF 両方とも Edge2Datacenter ルートです。現在のルートが NSD スタティック ルートではないのに対し、その前のルートは NSD スタティック ルートであるため、選択されます。
LR_DCE_NSD_STATIC_METRIC 両方とも Edge2Datacenter スタティック ルートです。現在のルートよりも、その前のルートの方がメトリック値が小さいため、選択されます。
LR_DCE_NSD_STATIC_GW_NON_REMOTE 両方とも Edge2Datacenter スタティック ルートです。現在のルートがリモート ルートであるのに対し、その前のルートは、ローカル ルートであるため、選択されます。
LR_DCE_LOGICAL_ID 両方とも Edge2Datacenter スタティック ルートです。現在のルートよりも、その前のルートの方が優れた論理 ID を持っているため、選択されます。
LR_E2DC_METRIC 両方とも Edge2Datacenter ルートです。現在のルートよりも、その前のルートの方がメトリックが小さいため、選択されます。
LR_DC_IPADDR 両方とも Edge2Datacenter ルートです。現在のルートよりも、その前のルートの方がデータセンター IP アドレスが小さいため、選択されます。
LR_E2DC_NETADDR

両方とも Edge2Datacenter ルートです。現在のルートよりも、その前のルートの方がネットワーク アドレスが小さいため、選択されます。

LR_E2E_PREFERENCE 両方とも Edge2Edge ルートです。現在のルートよりも、その前のルートの方が優先順の値が小さいため、選択されます。
LR_E2E_METRIC 両方とも Edge2Edge ルートです。現在のルートよりも、その前のルートの方がメトリック値が小さいため、選択されます。
LR_E2E_LOGICAL_ID 両方とも Edge2Edge ルートです。現在のルートよりも、その前のルートは優れた論理 ID を持っているため、選択されます。
LR_E2E_NETADDR 両方とも Edge2Edge ルートです。現在のルートよりも、その前のルートの方がネットワーク アドレスが小さいため、選択されます。
LR_OPG_SECURE_STATIC 現在のルートが PG セキュア スタティック ルートではないのに対し、その前のルートは PG セキュア スタティック ルートであるため、選択されます。
LR_ROUTE_TYPE 現在のルートよりも、その前のルートの方がメトリック タイプが優れているため、選択されます。
LR_NETMASK

現在のルートよりも、その前のルートはより高いネットマスクを持っているため、選択されます。

LR_METRIC 現在のルートよりも、その前のルートは優先順の値が小さいため、選択されます。
LR_PREFERENCE 両方とも、ルーティング プロトコルから学習したルートです。現在のルートよりも、その前のルートは優先順の値が小さいため、選択されます。
LR_NETADDR

現在のルートよりも、その前のルートの方がネットワーク アドレスが小さいため、選択されます。

LR_LOGICAL_ID 現在のルートよりも、その前のルートの方が論理 ID が優れているため、選択されます。

送信元インターフェイスのダンプ

このテストを実行して、セグメントのさまざまなサービスで使用される送信元インターフェイスのリストを表示します。

システム情報

このテストを実行して、システムの負荷、最近の WAN 安定性に関する統計情報、サービスの監視などのシステム情報を表示します。WAN の安定性に関する統計情報には、個々の VPN トンネルと WAN リンクの接続が最低 700 ミリ秒の間に失われた回数が含まれます。トンネルの切断には、ダイレクト IPsec 接続の数は含まれません。

traceroute

任意の WAN インターフェイスから Gateway 経由で、またはそのインターフェイスから直接、指定された宛先に向けて traceroute を実行します。

BFD のトラブルシューティング - BFD/BFDv6 ピア状態の表示

このテストを実行して、IPv4 または IPv6 アドレスを持つ BFD ピアのすべての状態を表示します。

BFD のトラブルシューティング - BFD/BFDv6 ピア カウンタの表示

このテストを実行して、IPv4 または IPv6 アドレスを持つ BFD ピアのすべてのカウンタを表示します。

BFD のトラブルシューティング - BFD 設定の表示

このテストを実行して、BFD の設定とネイバーの状態を表示します。

BFDv6 のトラブルシューティング - BFDv6 設定の表示

このテストを実行して、BFDv6 の設定とネイバーの状態を表示します。

マルチホップ BGP ルート

マルチホップ BGP では、システムが再帰ルックアップを必要とするルートを学習する場合があります。これらのルートには、接続されたサブネット内にないネクスト ホップ IP アドレスがあり、有効な出口インターフェイスはありません。この場合、ルートは、出口インターフェイスを持つルーティング テーブル内の別のルートを使用してネクスト ホップ IP アドレスを解決する必要があります。これらのルートの検索が必要な宛先のトラフィックがある場合、再帰ルックアップが必要なルートは、接続されているネクスト ホップの IP アドレスとインターフェイスに解決されます。再帰的な解決が行われるまで、再帰的なルートは中間インターフェイスを参照します。

BGP のトラブルシューティング - BGP 再分散ルートの一覧表示

このテストを実行して、BGP ネイバーに再分散されたルートを表示します。
注: マルチホップ BGP で学習した未解決のルートは、中間インターフェイスをポイントする場合があります。詳細については、 マルチホップ BGP ルートを参照してください。

BGP のトラブルシューティング - BGP ルートの一覧表示

このテストを実行して、ネイバーからの BGP ルートを表示します。IPv4 または Ipv6 プレフィックスを入力して特定の BGP ルートを表示するか、プレフィックスを空のままにしてすべての BGP ルートを表示できます。
注: マルチホップ BGP で学習した未解決のルートは、上の図に示すように中間インターフェイスを参照する場合があります。詳細については、 マルチホップ BGP ルートを参照してください。

BGP のトラブルシューティング - プレフィックスごとのルートの一覧表示

このテストを実行して、特定の IPv4 または IPv6 プレフィックスのすべてのオーバーレイ ルートとアンダーレイ ルート、および関連する詳細を表示します。
注: マルチホップ BGP で学習した未解決のルートは、中間インターフェイスをポイントする場合があります。詳細については、 マルチホップ BGP ルートを参照してください。

BGP のトラブルシューティング - BGP ネイバーの広報 ルートの表示

このテストを実行して、ネイバーに広報された BGP ルートを表示します。

BGP のトラブルシューティング - BGP ネイバー学習済みルートの表示

このテストを実行して、フィルタ後にネイバーから学習したすべての承認済み BGP ルートを表示します。

BGP のトラブルシューティング - BGP ネイバーが受信したルートの表示

このテストを実行して、フィルタ前にネイバーから学習したすべての BGP ルートを表示します。

BGP のトラブルシューティング - BGP ネイバーの詳細の表示

このテストを実行して、BGP ネイバーの詳細を表示します。

BGP のトラブルシューティング - プレフィックスごとの BGP ルートの表示

このテストを実行して、指定されたプレフィックスのすべての BGP ルートとその属性を表示します。

BGP のトラブルシューティング - BGP サマリの表示

このテストを実行して、既存の BGP ネイバーと受信したルートを表示します。

BGP のトラブルシューティング - BGP テーブルの表示

このテストを実行して、BGP テーブルを表示します。

BGPv6 のトラブルシューティング - BGPv6 ネイバーの広報されたルートの表示

このテストを実行して、ネイバーに広報された BGPv6 ルートを表示します。

BGPv6 のトラブルシューティング - BGPv6 ネイバー学習済みルートの表示

このテストを実行して、フィルタ後にネイバーから学習したすべての承認済み BGPv6 ルートを表示します。

BGPv6 のトラブルシューティング - BGPv6 ネイバーが受信したルートの表示

このテストを実行して、フィルタ前にネイバーから受信したすべての BGPv6 ルートを表示します。

BGPv6 のトラブルシューティング - BGPv6 ネイバーの詳細の表示

このテストを実行して、BGPv6 ネイバーの詳細を表示します。

BGPv6 のトラブルシューティング - プレフィックスごとの BGPv6 ルートの表示

このテストを実行して、プレフィックスのすべての BGPv6 ルートとその属性を表示します。

BGPv6 のトラブルシューティング - BGPv6 サマリの表示

このテストを実行して、既存の BGPv6 ネイバーと受信したルートを表示します。

BGPv6 のトラブルシューティング - BGPv6 テーブルの表示

このテストを実行して、BGPv6 テーブルの詳細を表示します。

OSPF のトラブルシューティング - OSPF 再分散ルートの一覧表示

このテストを実行して、OSPF ネイバーに再分散されたすべてのルートを表示します。

OSPF のトラブルシューティング - OSPF ルートの一覧表示

このテストを実行して、指定されたプレフィックスの OSPF ネイバーから学習した OSPF ルートを表示します。プレフィックスが指定されていない場合は、ネイバーからのすべての OSPF ルートを表示します。このテストでは、Orchestrator からのオーバーレイ フロー制御が適用された受信フィルタなどのアクションを含む OSPF ルートが表示されます。

OSPF のトラブルシューティング - OSPF データベースの表示

このテストを実行して、OSPF リンク状態データベースのサマリを表示します。

OSPF のトラブルシューティング - E1 自己発信ルートの OSPF データベースの表示

このテストを実行して、Edge によって OSPF ルーターに広報されている E1 LSA の自己発信ルートを表示します。

OSPF のトラブルシューティング - OSPF ネイバーの表示

このテストを実行して、すべての OSPF ネイバーと関連情報を表示します。

OSPF のトラブルシューティング - OSPF ルート テーブルの表示

このテストを実行して、既存の OSPF ルート テーブルを表示します。このテーブルには、学習されたルートと再配布されたルートの両方の OSPF 情報が表示されます。

OSPF のトラブルシューティング - OSPF 設定の表示

このテストを実行して、OSPF の設定とネイバーの状態を表示します。

USB ポートの状態

このテストを実行して、Edge 上の USB ポートの状態を表示します。

VPN テスト

ドロップダウン メニューからセグメントを選択し、 [実行 (Run)] をクリックして、各ピアへの VPN 接続をテストします。
VPN テストが実行されると、Edge は送信元 IP アドレスと宛先 IP アドレスを選択し、トンネル要求を開始します。選択した送信元 IP アドレスと宛先 IP アドレスは、次の基準を満たしている必要があります。
  • 接続されたルートの IP アドレスであること
  • アクセス可能で、ルートが広報されていること

Edge がトンネル要求を開始するための送信元 IP アドレスとして有効な IP アドレスを選択できない場合、VPN テストは次のエラーで失敗します。

Branch-to-Branch vpn is disabled. Please enable it before running the test

WAN リンク帯域幅テスト

指定された WAN リンクで帯域幅テストを実行します。このテストには、マルチリンク環境でダウンタイムが発生しないというメリットがあります。ユーザー トラフィックに対して、テスト対象のリンクのみがブロックされます。つまり、1 つの特定のリンクでテストを再実行することができ、それ以外のリンクでは引き続きユーザー トラフィックを処理します。

不安定な時間が経過してからトンネルが再接続したときに帯域幅テストが実行されると、フィールドでは、リンクがトンネル接続には十分なまでにリカバリされているが WAN リンク帯域幅を正確に測定するのには十分ではなくなっていることがあります。これらのシナリオに対処するため、帯域幅テストが失敗したか測定値が大幅に減少した場合は、直近の「正常な」測定値が使用されます。また、トンネルが確立されてから 30 分後にリンクの再テストがスケジュールされ、適切な測定が行われるようにします。

注: 900 Mbps を超える WAN リンクの場合、ユーザーが WAN リンクの帯域幅を定義することが推奨されます。