SD-WAN プロファイルの BGP に BFD を設定できます。

デフォルトでは、BFD は BGP ネイバーで無効になっています。BFD セッションの更新をサブスクライブするために、BGP セッションの BFD を有効にできます。

BGP ネイバーで BFD を有効にしても BFD セッションは作成されません。BFD セッションを明示的に設定する必要があります。プロファイルの BFD の設定を参照してください。

次の手順では、Edge 上ですでに設定されている BGP セッションで BFD を有効にする方法について説明します。BGP 設定を行うには、Edge からプロファイルのアンダーレイ ネイバーへの BGP の設定を参照してください。

Partner Gateway の BGP で BFD を有効にするには、オペレータ スーパー ユーザーである必要があります。詳細については、『VMware SD-WAN オペレータ ガイド』の [パートナー ハンドオフの設定] セクションを参照してください。

[手順:]

手順

  1. エンタープライズ ポータルの [SD-WAN] サービスで、[設定 (Configure)] > [プロファイル (Profiles)] の順にクリックします。
  2. プロファイルの [デバイス (Device)] アイコンをクリックするか、プロファイルを選択して [デバイス (Device)] タブをクリックします。
  3. [デバイス (Device)] タブで、[ルーティングと NAT (Routing & NAT)] セクションまで下にスクロールし、[BGP] の横にある矢印をクリックして BGP セクションを開きます。
  4. スライダをクリックして [オン (ON)] の位置に移動します。
  5. [BGP エディタ (BGP Editor)] ウィンドウで、BGP ネイバーの [その他のオプション (Additional Options)] 列で [すべてを表示 (view all)] をクリックし、[BFD の有効化 (Enable BFD)] チェックボックスをオンにします。4.3 リリースの NSD ネイバーを含む複数の BGP ネイバーに対して BFD サブスクリプションを有効にできます。注:4.3 リリースでは、マルチホップは NSD BGP ネイバーのマルチホップ BFD として設定する必要があります。NSD ネイバーの詳細については、Edge から Non SD-WAN ネイバーへの BGP over IPsec の設定というタイトルのセクションを参照してください。
    注: シングルホップ BFD セッションは、SD-WAN Edge からの BGP over IPsec ではサポートされていません。
  6. 必要に応じてその他を設定し、[OK] をクリックします。

結果

プロファイルの BGP 設定で BFD を有効にすると、設定はプロファイルに関連付けられている Edge に自動的に適用されます。必要に応じて、特定の Edge の設定を上書きできます。詳細については、Edge の BGP での BFD の設定を参照してください。

BGP ネイバーが BFD セッションがダウンしている更新を受信すると、対応する BGP セッションがすぐにダウンします。また、BGP ピア経由で学習したルートはキープアライブ タイマーの期限切れを待たずにフラッシュされます。