VMware SD-WAN では、2 つの接続されたエンティティ間のルート障害を検出するように BFD セッションを設定できます。
プロファイルの BFD セッションを設定するには、次の手順を実行します。
手順
- エンタープライズ ポータルの [SD-WAN] サービスで、 の順にクリックします。
- プロファイルの [デバイス (Device)] アイコンをクリックするか、プロファイルを選択して [デバイス (Device)] タブをクリックします。
注: 通常、
[デバイス (Device)] タブがデフォルトのタブです。
- [デバイス (Device)] タブで、[ルーティングと NAT (Routing & NAT)] セクションまで下にスクロールし、[BDF] エリアの横にある矢印をクリックして開きます。
- [BDF] スライダをクリックして、[オン (ON)] の位置に移動します。
- 次の表に記載されているとおりに以下の設定を行います。例については、次の図を参照してください。
フィールド |
説明 |
[ピア アドレス (Peer Address)] |
BFD セッションを開始するリモート ピアの IPv4 アドレスを入力します。 |
[ローカル アドレス (Local Address)] |
ピア リスナーのローカルに設定された IPv4 アドレスを入力します。このアドレスは、パケットの送信に使用されます。
注:
[IPv6] タブをクリックすると、リモート ピアとピア リスナーの IPv6 アドレスを設定できます。
IPv6 の場合、ローカル アドレスとピア アドレスは次の形式のみをサポートします。
- IPv6 のグローバル ユニキャスト アドレス (2001:CAFE:0:2::1)
- IPv6 の一意のローカル アドレス (FD00::1234:BEFF:ACE:E0A4)
|
[マルチホップ (Multihop)] |
BFD セッションのマルチホップを有効にするには、このチェックボックスをオンにします。Edge および Gateway 上の BFD は直接接続された BFD セッションをサポートしていますが、BFD ピアをマルチホップ BGP ネイバーと組み合わせて設定する必要があります。マルチホップの BFD オプションは、この要件をサポートします。 NSD-BGP-Neighbor の BFD セッションでマルチホップを有効にする必要があります。 |
[検出までの回数 (Detect Multiplier)] |
検出時間の乗数を入力します。リモート送信間隔は、この値を乗算して、接続損失の検出タイマーを決定します。範囲は 3 ~ 50 で、デフォルト値は 3 です。 |
[受信間隔 (Receive Interval)] |
システムが BFD ピアから制御パケットを受信できる最小時間間隔をミリ秒単位で入力します。範囲は 300 ~ 60,000 ミリ秒で、デフォルト値は 300 ミリ秒です。 |
[送信間隔 (Transmit Interval)] |
ローカル システムが BFD 制御パケットを送信できる最小時間間隔をミリ秒単位で入力します。範囲は 300 ~ 60,000 ミリ秒で、デフォルト値は 300 ミリ秒です。 |
- プラス ([+]) アイコンをクリックして、その他のピアの詳細を追加します。
- [変更の保存 (Save Changes)] をクリックします。
結果
プロファイルの BFD ルールを設定すると、ルールはプロファイルに関連付けられている Edge に自動的に適用されます。必要に応じて、特定の Edge の設定を上書きできます。詳細については、Edge の BDF の設定を参照してください。
次のタスク
VMware SD-WAN は、BGP および OSPF での BFD の設定をサポートしています。