VMware Virtual Edge のデプロイの要件について説明します。

仮想 Edge の要件

仮想 Edge をデプロイする前に、次の要件に注意してください。
  • 2、4、8、および 10 個の vCPU の割り当てをサポートしています。
    2 個の vCPU 4 個の vCPU 8 個の vCPU 10 個の vCPU
    最小メモリ (DRAM) 8 GB 16 GB 32 GB 32 GB
    最小ストレージ(仮想ディスク) 8 GB 8 GB 16 GB 16 GB
  • AES-NI CPU 機能を仮想 Edge アプライアンスに渡す必要があります。
  • 最大 8 個の vNIC(デフォルトは GE1 および GE2 LAN ポート、および GE3 ~ GE8 WAN ポート)。
注意: CPU、メモリ、ストレージなどの仮想 Edge リソースのオーバーサブスクリプションはサポートされていません。

推奨サーバ仕様

NIC チップセット ハードウェア 仕様
Intel 82599/82599ES HP DL380G9 http://www.hp.com/hpinfo/newsroom/press_kits/2014/ComputeEra/HP_ProLiantDL380_DataSheet.pdf
Intel X710/XL710 Dell PowerEdge R640 https://www.dell.com/en-us/work/shop/povw/poweredge-r640
  • CPU モデルおよびコア - デュアル ソケット Intel(R) Xeon(R) Gold 5218 CPU @ 2.30GHz(それぞれに 16 コア)
  • メモリ - 384 GB RAM
Intel X710/XL710 Supermicro SYS-6018U-TRTP+ https://www.supermicro.com/en/products/system/1U/6018/SYS-6018U-TRTP_.cfm
  • CPU モデルおよびコア - デュアル ソケット Intel(R) Xeon(R) CPU E5-2630 v4 @ 2.20GHz(それぞれに 10 コア)
  • メモリ - 256 GB RAM

推奨 NIC 仕様

ハードウェア製造元 ファームウェア バージョン Ubuntu 20.04.6 用ホスト ドライバ Ubuntu 22.04.2 用ホスト ドライバ ESXi 7.0U3 用ホスト ドライバ ESXi 8.0U1a 用ホスト ドライバ
デュアル ポート Intel Corporation Ethernet Controller XL710 (40GbE QSFP+) 7.10 2.20.12 2.20.12 1.11.2.5 および 1.11.3.5 1.11.2.5 および 1.11.3.5
デュアル ポート Intel Corporation Ethernet Controller X710 (10GbE SFP+) 7.10 2.20.12 2.20.12 1.11.2.5 および 1.11.3.5 1.11.2.5 および 1.11.3.5
クワッド ポート Intel Corporation Ethernet Controller X710 (10GbE SFP+) 7.10 2.20.12 2.20.12 1.11.2.5 および 1.11.3.5 1.11.2.5 および 1.11.3.5

サポートされるオペレーティング システム

  • [Ubuntu Linux ディストリビューション]
    • Ubuntu 20.04.6 LTS
    • Ubuntu 22.04.2 LTS
  • [VMware ESXi]
    • VMware vSphere Web Client 7.0 搭載の VMware ESXi 7.0U3。
    • VMware vSphere Web Client 8.0 搭載の VMware ESXi 8.0 U1a。

ファイアウォール/NAT 要件

VMware 仮想 Edge がファイアウォールまたは NAT デバイスの背後にデプロイされる場合は、次の要件が適用されます。
  • ファイアウォールで、VMware 仮想 Edge から TCP/443 への送信トラフィック(SASE Orchestrator との通信用)を許可する必要があります。
  • ファイアウォールで、ポート UDP/2426 (VCMP) でインターネットへの送信トラフィックを許可する必要があります。

CPU フラグの要件

仮想 Edge を展開するための CPU フラグ要件の詳細については、VMware Virtual Edge の展開に関する特別な考慮事項を参照してください。