VMware では、事前定義されているシステム プロパティを使用して、SASE Orchestrator ポータルで VMware Edge Intelligence 機能を設定します。オペレータ スーパー ユーザーは、システム プロパティの値を追加または変更して、SASE Orchestrator で分析サービスを有効にすることができます。

次の表は、すべての VMware Edge Intelligence 関連のシステム プロパティを示しています。SASE Orchestrator で EI を有効にする場合は、SASE Orchestrator で次のシステム プロパティが適切に設定されていることを確認します。

システム プロパティ 説明 値 (Value)
session.options.enableEdgeAnalytics SASE Orchestrator で分析サービスを有効にします。デフォルトでは、クラウドホスト型の Orchestrator での分析が有効になります。
注: オンプレミス型の Orchestrator の場合、このシステム プロパティはデフォルトで false に設定されています。Edge Intelligence 機能を有効にする場合は、値を true に変更します。
true
service.analytics.apiURL 分析 API の URL。 https://integration.nyansa.com/vco/api/v0/graphql
service.analytics.apiToken 分析 API の API トークン。SASE Orchestrator は、API の URL とトークンを使用してクラウド分析エンジンに接続し、分析エンジンで新しいカスタマー/SD-WAN Edge を作成します。 ホスト型 Orchestrator の場合、VMware Edge Ops はこのトークンを生成できます。また、オンプレミス型の Orchestrator の場合、オペレータ ユーザーは SE または AE に問い合わせて、service.analytics.apiToken を要求するために EI-Activations DL に E メールを送信するように依頼する必要があります。サポート プロバイダへのお問い合わせ方法については、https://kb.vmware.com/s/article/53907およびhttps://www.vmware.com/support/contacts/us_support.htmlを参照してください。
service.analytics.configEndpoint 分析サービスの設定エンドポイント。
  • config.nyansa.com - EMEA を除く任意のリージョンにある Orchestrator が US EI インスタンスに接続する場合。
  • config.eu.nyansa.com - EMEA リージョンにある Orchestrator が EMEA EI インスタンスに接続する場合。
  • config.ap.nyansa.com - APAC リージョンにある Orchestrator が Sydney EI インスタンスに接続する場合。
service.analytics.analyticsEndpointStatic 分析サービスの固定 IP アドレス分析エンドポイント。
  • loupe-m2.nyansa.com - EMEA を除く任意のリージョンにある Orchestrator が US EI インスタンスに接続する場合。
  • loupe-m.eu.nyansa.com - EMEA リージョンにある Orchestrator が EMEA EI インスタンスに接続する場合。
  • loupe-m.ap.nyansa.com - APAC リージョンにある Orchestrator が Sydney EI インスタンスに接続する場合。
service.analytics.analyticsEndpointDynamic 分析サービスの動的 IP アドレス分析エンドポイント。
  • loupe-m.nyansa.com - EMEA を除く任意のリージョンにある Orchestrator が US EI インスタンスに接続する場合。
  • loupe-m.eu.nyansa.com - EMEA リージョンにある Orchestrator が EMEA EI インスタンスに接続する場合。
  • loupe-m.ap.nyansa.com - APAC リージョンにある Orchestrator が Sydney EI インスタンスに接続する場合。