保護サイトおよびリカバリ サイトの場所は異なることが多いため、保護サイトの一部のコンポーネントはリカバリ サイトの対応するコンポーネントとは異なるタイプに属する可能性があります。
VMware Site Recovery は、ペアリングされたオンプレミス サイトの Site Recovery Manager および vSphere Replication の N-1 バージョンと互換性があります。たとえば、VMware Site Recovery の Site Recovery Manager および vSphere Replication の現在のバージョンが 8.6 の場合、ペアのオンプレミス サイトでサポートされているバージョンは 8.5 以降です。
VMware Site Recovery は、ペアリングされたオンプレミス サイトの VMware vSphere および ESXi の N-2 バージョンと互換性があります。たとえば、VMware Site Recovery の VMware vSphere の現在のバージョンが 8.0 の場合、ペアのオンプレミス サイトでサポートされているバージョンは VMware vSphere 6.7 および ESXi 6.7 です。
各サイトでコンポーネントが違う可能性がある場合でも、Site Recovery Manager がサポートしているこれらのコンポーネントのタイプとバージョンを使用する必要があります。
互換性の詳細については、VMware 製品の相互運用性マトリックスを参照してください。
コンポーネント | 異種または同一種のインストール |
---|---|
Site Recovery Manager Server | 両方のサイトでサポート対象バージョンにする必要があります。 |
vSphere Replication | 両方のサイトでサポート対象バージョンにする必要があります。vSphere Replication のバージョンは、Site Recovery Manager と vCenter Server のバージョンと互換性がある必要があります。 |
vCenter Server Appliance または vCenter Server for Windows インスタンス | 異なっていても構いません。片方のサイトで vCenter Server Appliance を実行し、もう片方のサイトで vCenter Server for Windows インスタンスを実行できます。 |
Site Recovery Manager データベース | 異なっていても構いません。各サイトで、異なるバージョンの同タイプのデータベースが使用できます。 |
Site Recovery Manager Server インストールのホスト オペレーティング システム | 異なっていても構いません。各サイトで異なるバージョンのホスト オペレーティング システムを実行することも、ホスト オペレーティング システムを異なるロケールで実行することもできます。 |
vCenter Server インストールのホスト オペレーティング システム | 異なっていても構いません。各サイトで異なるバージョンのホスト オペレーティング システムを実行することも、ホスト オペレーティング システムを異なるロケールで実行することもできます。 |