環境内のオブジェクトに対するサポート バンドルの転送要求を開始し、発行されたサポート リクエスト (SR) に添付します。
Log Assist を使用すると、サポート バンドルを VMware グローバル サポート サービス (GSS) にアップロードするために必要な作業を軽減できます。また、VMware テクニカル サポート エンジニア (TSE) がログ転送を開始することもできます。これにより、サポート リクエストに記載されている問題のトラブルシューティングに必要な情報を取得するために必要な作業がさらに軽減されます。
ログ転送リクエストを開始するには、次の手順を実行します。
Skyline Advisor は、次のチェックをサポートして、ログ転送リクエストの成功の可能性を高めます。
[権限] - 製品を Skyline Collector に追加するために使用するアカウントには、Log Assist に必要な権限があります。詳細については、ナレッジベースの記事 KB59661 を参照してください。必要な製品権限がアカウントに適用されていない場合は、[権限] 列に赤色のエラー アイコンが表示されます。
[接続] - Skyline は、Skyline Collector がネットワークを経由して vCenter Server や ESXi ハイパーバイザー ホストと通信できるように、Skyline Collector を頻繁にチェックします。Skyline Collector がこれらのいずれかのオブジェクトと通信できない場合、ログ転送リクエストを続行することはできません。この列には情報としてのメッセージが表示されます。
必要な権限と接続要件を検証するには、[再検証] をクリックします。再検証が完了したら、[詳細の表示] をクリックして再検証の結果を表示します。再検証に問題がある場合は、コレクタの名前とステータスが表示されます。権限または接続に関する問題を解決するには、この情報を使用します。
Log Assist は、ホスト暗号化モードを使用する ESXi ハイパーバイザー ホストからのサポート バンドルの転送をサポートしていません。
前提条件
製品のログ転送を開始するには、次の要件を満たす必要があります。
製品を Skyline Collector に追加していること。
製品を Skyline Collector に追加するために使用するユーザー アカウントに必要な権限が適用されていること。詳細については、「製品ユーザー アカウントの権限」を参照してください。
手順
- [Skyline Advisor] で、[Log Assist] をクリックします。
- サポート バンドルを接続するサポート リクエストの横にあるラジオ ボタンをクリックします。サポート リクエストは 1 つのみ選択できます。
- サポート バンドルが必要なオブジェクトを見つけます。オブジェクト名を検索して Enter キーを押してください テキスト ボックスを使用して、オブジェクトを検索することができます。または、[インベントリ] ツリーを使用してオブジェクトを参照します。
- サポート バンドルが必要な各オブジェクトの横にあるチェックボックス をクリックします。オブジェクトは複数選択できます。[次へ] をクリックします。
- [ログ転送の開始] をクリックします。[ログ転送の開始] を確認します。
結果
このログ転送要求は Skyline Collector に送信されます。ログ転送の開始プロセス中に選択されたオブジェクトに対してサポート バンドルが生成されます。Skyline Collector は、サポート バンドルを収集して VMware に転送します。
次のタスク
ログ転送要求のステータスは、[ログ ライブラリ] ページで監視できます。ログ転送要求が失敗した場合、サポート リクエストに割り当てられている VMware テクニカル サポート エンジニア (TSE) に通知すると、サポート バンドルを取得するための適切な手順を実行して、お客様のトラブルシューティングの実行および発生している問題の解決を支援します。