ファイル タイプの関連付けにより、指定したファイル拡張子が有効になり、展開されたアプリケーションを開けるようになります。

キャプチャ プロセスで MSI ファイルの代わりに実行可能ファイルを作成する場合は、.doc ドキュメントや .html ページなどのファイルを開くために thinreg.exe ユーティリティを実行する必要があります。たとえば、E メール メッセージ内の URL をクリックした場合、ブラウザを開くように ThinApp を設定する必要があります。MSI ファイルはアプリケーションのインストール中に起動するため、MSI ファイルに対して thinreg.exe ユーティリティを手動で実行する必要はありません。

thinreg.exe ユーティリティを使用すると、QuickTime や Microsoft Outlook 2007 用の [メール] コントロール パネル アプレットなど、アプリケーションのコントロール パネルの拡張機能を確認できます。.doc ファイルなどのファイルを右クリックすると、thinreg.exe ユーティリティにより、ネイティブ環境の .doc ファイルに対して同じメニュー オプションが表示されます。

Microsoft Outlook 2007 を開く必要がある、Web ページの E メール リンクなどの SMTP または HTTP プロトコルをアプリケーションが実行すると、thinreg.exe ユーティリティはこれらのプロトコルを処理可能な仮想アプリケーションを起動します。仮想アプリケーションが使用可能でない場合は、thinreg.exe ユーティリティによって、これらのプロトコルを処理できるネイティブ アプリケーションが起動されます。

ファイルの関連付け操作中に物理マシンでの複数のデスクトップの更新アクションが発生するのを防ぐには、thinreg.exe ユーティリティの nodesktoprefresh コマンドを使用します。