ObjectTypes パラメータは、物理環境にある他のアプリケーションで認識できる仮想 COM オブジェクト タイプの一覧を指定します。VBScript などのスクリプトを使用して、キャプチャされたアプリケーションを起動するオブジェクトを呼び出すことができます。
オブジェクト タイプは、一度に 1 つのネイティブ アプリケーションまたは仮想アプリケーションにのみ登録されます。ネイティブ マシンに Office 2003 をインストールし、仮想 Office 2007 パッケージを使用する場合は、仮想アプリケーションまたはネイティブ アプリケーションのどちらでオブジェクト タイプに処理するかを決定する必要があります。
仮想 Office 2007 でオブジェクト タイプを処理する場合は、ObjectTypes
の設定を Package.ini ファイルにそのまま残し、パッケージをビルドしてから、thinreg.exe ユーティリティを使用して登録できます。ネイティブ Office 2003 でオブジェクト タイプを処理する場合は、まず ObjectTypes
の設定を Package.ini ファイルから削除してから、パッケージのビルドと登録を行う必要があります。
ObjectTypes パラメータにランダムなエントリを追加することはできません。
キャプチャ プロセスで生成したエントリのみを削除できます。
COM オブジェクトの作成時に仮想アプリケーションを起動
スクリプトまたはネイティブ アプリケーションで、ObjectTypes パラメータに記載されている Excel.Application
COM オブジェクトまたはその他の COM オブジェクトを作成すると、ThinApp は仮想パッケージを開始します。
[Microsoft Office Excel 2007.exe] ObjectTypes=Excel.Application;Excel.Application.12;Excel.Chart; Excel.Macrosheet;Excel.Sheet; Excel.Workspace