ThinApp パラメータを変更して、COM オブジェクトのアクセスおよび DLL 読み込みの要件を指定できます。 ExternalCOMObjects パラメータExternalCOMObjects パラメータは、ThinApp とのアプリケーションの互換性を高めるために、Windows が仮想環境ではなく物理環境で COM オブジェクトを作成して実行するかどうかを指定します。 ExternalDLLs パラメータExternalDLLs パラメータは、Windows に仮想ファイル システムから特定の DLL ファイルを強制的にロードさせることができます。 ForcedVirtualLoadPaths パラメータファイルがパッケージの外部に存在する場合でも、ForcedVirtualLoadPaths パラメータにより、ThinApp が DLL ファイルを仮想 DLL ファイルとしてロードするように指示できます。このパラメータは、パッケージ内にある DLL ファイルに依存する外部システム DLL ファイルをアプリケーションがロードする必要がある場合に便利です。 IsolatedMemoryObjects パラメータIsolatedMemoryObjects パラメータには、他のアプリケーションやシステム オブジェクトから隔離する共有メモリ オブジェクトがリストされます。 IsolatedSynchronizationObjects パラメータIsolatedSynchronizationObjects パラメータには、他のアプリケーションから隔離する同期オブジェクトがリストされます。 NotificationDLLs パラメータNotificationDLLs パラメータでは、サードパーティの DLL ファイルを呼び出して、アプリケーションの起動やシャットダウンといったイベントの通知を行います。 NotificationDLLSignature パラメータNotificationDLLSignature パラメータは、NotificationDLLs パラメータと連携して、指定された DLL ファイルに署名があることを確認します。 ObjectTypes パラメータObjectTypes パラメータは、物理環境にある他のアプリケーションで認識できる仮想 COM オブジェクト タイプの一覧を指定します。VBScript などのスクリプトを使用して、キャプチャされたアプリケーションを起動するオブジェクトを呼び出すことができます。 SandboxCOMObjects パラメータSandboxCOMObjects パラメータは、物理環境のアプリケーションから仮想アプリケーションがランタイム時に登録した COM オブジェクトにアクセスできるかどうかを示します。 VirtualizeExternalOutOfProcessCOM パラメータVirtualizeExternalOutOfProcessCOM パラメータは、プロセス外 COM オブジェクトを仮想環境で実行できるかどうかを制御します。