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更新日:2020 年 11 月 5 日

VMware Tools | 2020 年 11 月 5 日 | ビルド 17030940

各リリース ノートで、追加または更新された情報をご確認ください。

リリース ノートの概要

本リリース ノートには、次のトピックが含まれています。

新機能

  • オープン ソース ソフトウェア (OSS) のアップデート:
    • openssl のバージョンが 1.0.2v にアップグレードされました。
    • libpng のバージョンが 1.6.37 にアップグレードされました。
    • libxml2 のバージョンが 2.9.10 にアップグレードされました。

VMware Tools の以前のリリース

  • VMware Tools の以前のリリースについては、VMware Tools のドキュメント ページを参照してください。

ご使用前の注意事項

  • VMware Tools 10.3.23 は次のゲスト OS をサポートしています。
    • linux.iso は Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 6、Ubuntu 12.04 の Linux ゲスト OS をサポートします。linux.iso は glibc バージョン 2.11 以降の他のディストリビューションもサポートします。

      SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 11 のサポートはリリース 10.3.10 では凍結されています。VMware Tools 10.3.10 リリースの linux.iso を使用します。

      より新しいバージョンの上記のゲスト OS、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 7 以降、SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 12 以降、Ubuntu 14.04 以降では、OS ベンダーから提供された open-vm-tools をインストールすることをおすすめします。手順については、open-vm-tools のインストールを参照してください。詳細については、KB 2073803 を参照してください。
  • 提供が終了したいくつかのゲスト OS 向けの VMware Tools の ISO イメージは凍結されています。いくつかの ISO イメージは、tools-light VIB では ESXi と合わせて提供されません。詳細については、VMware Tools のドキュメント ページを参照してください。VMware Tools のすべての ISO イメージは、http://my.vmware.com からダウンロードできます。

    注意:
    その他の ISO では、VMware Tools 10.3.10 または 11.0.0 リリース バージョンを使用してください。

ESXi 6.5 以降へのアップグレードに関する重要なお知らせ

互換性に関する問題の解決方法および一般的なガイドライン旧バージョンの Horizon View Agent を使用して、ESXi ホストを ESXi 6.5 以降にアップグレードするときは、ナレッジベースの記事を参照してください。

利用可能な言語

VMware Tools 10.3.23 は、次の言語で使用可能です。

  • 英語
  • フランス語
  • ドイツ語
  • スペイン語
  • イタリア語
  • 日本語
  • 韓国語
  • 簡体字中国語
  • 繁体字中国語

機能サポート終了日に関する注意事項

  • VMware Tools 10.3.5 は、tar ツールおよび OSP のサポートを終了します。 
    VMware Tools 10.3.5 リリースに付属の tar ツール (linux.iso) と OSP は引き続きサポートされます。ただし、VMware Tools 10.3.5 以降のリリースに含まれるのは重大なセキュリティの修正のみです。これらのタイプの VMware Tools(tar ツールおよび OSP)には新しい機能のサポートは含まれていません。open-vm-tools をサポートするオペレーティング システムでは、open-vm-tools を使用することをおすすめします。それぞれのタイプの VMware Tools の詳細については、https://blogs.vmware.com/vsphere/2016/02/understanding-the-three-types-of-vm-tools.html を参照してください。

互換性について

  • VMware Tools のバージョン 10.2.0 以降では、FreeBSD に対する Perl スクリプト ベースの VMware Tools のインストールを終了しました。FreeBSD システムは FreeBSD パッケージ リポジトリから直接入手できる open-vm-tools パッケージからのみがサポートされます。open-vm-tools 10.1.0 以降の FreeBSD パッケージは、FreeBSD パッケージ リポジトリから入手できます。

ゲスト OS のカスタマイズ サポート

ゲスト OS カスタマイズ サポート マトリックス』では、カスタマイズ サポート対象のゲスト OS について詳細に説明しています。

相互運用性マトリックス

VMware 製品の相互運用性マトリックスでは、VMware 製品の現在のバージョンと以前のバージョンとの互換性について、詳細に説明しています。 

本リリースのインストールとアップグレード

VMware Tools は、製品のダウンロード ページからダウンロードできます。

VMware Tools のオペレーティング システム固有パッケージは、http://packages.vmware.com/tools/releases/index.html からダウンロードできます。OSP のインストールの詳細については、『VMware Tools Installation Guide for Operating System Specific Packages』を参照してください。

VMware Tools のインストール手順は、お使いの VMware 製品およびインストールしているゲスト OS によって異なります。通常の VMware 製品に VMware Tools をインストールする一般的な手順については、「General VMware Tools installation instructions (1014294)」を参照してください。productLocker が共有データストアを参照するように設定する方法については、ナレッジベースの記事 KB 2004018 を参照してください。

VMware Tools のインストール、アップグレード、構成に関する個別の手順については、VMware Tools のドキュメント ページを参照してください。

注意: 

9.4 より前のバージョンの VMware Tools を使用している場合、特定のアップグレード ガイドラインについては、VMware Tools 10.1.0 リリース ノートを参照してください。

解決した問題

  • VMware Tools のインストールは、古いバージョンの Linux (RHEL5 を含む) で失敗する。

    VMware Tools 10.3.23 バージョンへのアップグレード中に、(RHEL 5) を含む古いバージョンの Linux に正常に VMware Tools をインストールするには、glibc-2.11 以降が必要です。

    サポートされていない Linux ゲストに VMware Tools 10.3.23 をインストールしようとすると、ユーザーは KB 2147454 にリダイレクトされます。このナレッジベースの記事では、このゲストでサポートされている VMware Tools の正しいバージョンの選択に関するガイダンスを提供します。

既知の問題

  • Ubuntu でドラッグ機能が動作しない

    簡易インストールを使用してインストールされた Ubuntu 16.04.4 の 32 ビット仮想マシンでは、ドラッグ機能が動作しません。また、同じシステムでコピー & ペーストに失敗することが確認されています。

    注意:この問題は、VMware Workstation および VMware Fusion で実行されている VMware Tools で発生します。

    回避策:

    • Linux カーネル起動オプション modprobe.blacklist=vmwgfx を追加します。
    • より解像度を大きくするには、VMX ファイルから svga.guestBackedPrimaryAware = "TRUE" オプションを削除します。
  • 共有フォルダのマウントを Linux 仮想マシンで利用できない

    Linux 仮想マシンでパワーオフの状態で 「共有フォルダ」 機能を有効にすると、再起動時に共有フォルダのマウントを使用できなくなります。

    注意:この問題は、VMware Workstation および VMware Fusion で実行されている VMware Tools で発生します。

    回避策:

    仮想マシンがパワーオンの場合、インターフェイスから 「共有フォルダ」 機能を一度無効にしてから有効にします。
    問題を永久的に解決するには、/etc/fstab を編集し、起動時に共有フォルダを自動的にマウントするためのエントリを追加します。
    たとえば、次の行を追加します。
    vmhgfs-fuse   /mnt/hgfs    fuse    defaults,allow_other    0    0

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