VMware Tools の自動アップグレードを開始するときに、仮想マシン上で実行しているゲスト OS 内で操作を行う必要はありません。自動アップグレードでは VMware Tools の以前のバージョンがアンインストールされ、ESXi ホストで使用可能な最新バージョンがインストールされます。

VMware Tools の自動アップグレードがサポートされるのは、Windows ゲスト OS を実行している仮想マシンのみです。

前提条件

次の要件は、アップグレードする各仮想マシンに適用されます。

  • 仮想マシンをオンにします。
  • ゲスト OS が実行中であることを確認します。

手順

  1. [自動 Tools アップグレード] を選択します。
  2. (オプション) [詳細オプション] テキスト ボックスに、Windows または Linux ゲスト OS 用の詳細オプションを入力します。
    オプション 操作
    Microsoft Windows ゲスト OS Windows ゲスト OS の場合:
    • /s /v "/qn" /l "Microsoft_Windows_location\filename.log" と入力すると、VMware Tools のサイレント アップグレードを実行し、ゲスト OS 上の指定の場所にログ ファイルが作成されます。
    Linux ゲスト OS Linux ゲスト OS の場合:
    • --default と入力すると、VMware Tools のサイレント アップグレードを実行し、デフォルトの /usr ディレクトリに binlib、および doc ファイルをインストールします。

      これは、デフォルトの動作です。

    • --prefix=binary_location,lib_location,doc_location と入力し、VMware Tools のサイレント アップグレードを実行して binlib、および doc ファイルを指定された場所にインストールします。
  3. [OK] をクリックします。

結果

[サマリ] タブの [VMware Tools] ラベルが [OK] に変わります。