VMware Workspace ONE® Access™ Connector は、Active Directory、RADIUS、RSA SecurID などのオンプレミス インフラストラクチャと統合してディレクトリ統合およびユーザ認証を提供する VMware Workspace ONE Access(以前の VMware Identity Manager™)のオンプレミス コンポーネントです。
コネクタには、次のエンタープライズ サービスが含まれています。
- ディレクトリ同期サービス
ユーザーを Active Directory または LDAP ディレクトリから Workspace ONE Access サービスに同期します。
- ユーザー認証サービス
パスワード(クラウド デプロイ)、RSA SecurID(クラウド デプロイ)、RADIUS(クラウド デプロイ)を含む、コネクタベースの認証方法を提供します
- Kerberos 認証サービス
内部ユーザー用の Kerberos 認証を提供します
注: Workspace ONE Access 20.10 Connector は、仮想アプリケーション(Citrix、Horizon、Horizon Cloud、および ThinApp 統合)をサポートしていません。Horizon、Horizon Cloud、または Citrix アプリケーションとデスクトップを統合するには、VMware Identity Manager Connector (Windows) バージョン 19.03.0.1 を使用します。ThinApp パッケージ アプリケーションを統合するには、VMware Identity Manager Connector (Linux) バージョン 2018.8.1.0 を使用します。
エンタープライズ サービスは、個別の Windows Server にインストールすることも、同じサーバにまとめてインストールすることもできます。コネクタをインストールするときに、インストールするサービスを選択します。サービスは互いに独立して実行され、個別に停止、開始、および管理できます。
Kerberos 認証サービスを除くすべてのサービスはアウトバウンドで、インバウンド接続を必要としません。
Workspace ONE Access Connector は、Windows サーバにのみインストールできます。サポートされているバージョンについては、Workspace ONE Access Connector 20.10 のシステム要件を参照してください。
関連ドキュメント
- ディレクトリ同期サービスを使用したディレクトリの構成の詳細については、『VMware Workspace ONE Access とのディレクトリ統合』を参照してください。
- ユーザー認証サービスまたは Kerberos 認証サービスを使用した認証の構成の詳細については、『VMware Workspace ONE Access でのユーザー認証方法の管理』を参照してください。