既存の 21.08.X 仮想アプライアンスでインターネット接続が可能な場合は、アプライアンスをオンラインでアップグレードできます。

前提条件

注: 22.09 アップグレード スクリプトを実行すると、 XPath set is empty メッセージがスクリプトに表示されます。このメッセージは無視してください。

手順

  1. 既存の Workspace ONE Access 仮想アプライアンスに root ユーザーとしてログインします。
  2. 次の updatemgr.hznコマンドを実行します。
    /usr/local/horizon/update/updatemgr.hzn updateinstaller
  3. 次のコマンドを実行して、オンラインのアップグレードが存在することを確認します。
    /usr/local/horizon/update/updatemgr.hzn check
  4. 次のコマンドを実行して、アプライアンスを更新します
    /usr/local/horizon/update/updatemgr.hzn update
  5. y と入力して Workspace ONE Access サービスのアップグレードを続行するか、n と入力してアップグレードを終了します。
  6. もう一度 updatemgr.hzn checkコマンドを実行して、より新しいアップデートがないことを確認します。
    /usr/local/horizon/update/updatemgr.hzn check
  7. 仮想アプライアンスを再起動します。
    reboot
  8. アップグレードしたアプライアンスのバージョンを確認します。
    vamicli version --appliance
    新しいバージョンが表示されます。
  9. Workspace ONE Access 展開内のすべてのノードをアップグレードしたら、診断ダッシュボードを使用してシステム情報の健全性を監視します。
    注: 22.09 にアップグレードすると、再設計された Workspace ONE Access コンソールが表示されます。[監視] > [回復性] タブは、[ダッシュボード] > [システム診断 ダッシュボード] タブに代わるものです。 Workspace ONE Access コンソールの再設計の詳細については、管理ガイドの Workspace ONE Access コンソールの機能と設定を参照してください。
    1. Workspace ONE Access コンソールにログインします。
    2. [監視] > [リソース] の順に選択して、診断ダッシュボードを開きます。
    3. 展開が複数の Workspace ONE Access アプライアンスで構成されている場合は、監視するアプライアンスを選択します。
    4. 各種サービスのステータスを確認します。
      たとえば、OpenSearch サービスの健全性を確認するには、 [統合コンポーネント] セクションを確認し、OpenSearch アイテムの値が期待どおりであることを確認します。具体的には、 [OpenSearch - 健全性] の値が [緑] で、クラスタ ノードに関する情報が正確であることなどです。

結果

アップグレードは完了です。

22.09 へのアップグレード後に実行する必要があるタスクについては、Workspace ONE Access のアップグレード後の構成を参照してください。