既存の VMware Workspace ONE® Access™ Connector のインストールをバージョン 23.09 にアップグレードして、最新の機能、セキュリティ アップデート、および解決した問題を取得できます。Workspace ONE Access Connector は、Workspace ONE Access のコンポ―ネントです。

サポートされているアップグレード パス

Workspace ONE Access Connector 23.09 には次のバージョンからアップグレードできます。

  • 22.09.1.0
  • 22.09.0.0
  • 22.05
  • 21.08.0.1
  • 21.08.0.0
注: バージョン 20.10 x または 20.01 x からアップグレードするには、まずサポートされているバージョンのいずれかにアップグレードし、そのバージョンからバージョン 23.09 にアップグレードします。詳細については、『 Workspace ONE Access Connector へのアップグレード』ガイドの関連バージョンを参照してください。

20.01.x より前のバージョンからの移行

VMware Workspace ONE Access Connector 22.09 への移行』で説明されている移行プロセスを使用して、コネクタのバージョンを 19.03.x から 22.09 に移行できます。その後、バージョン 22.09 から 23.09 にアップグレードできます。

連邦情報処理規格 (FIPS) モード(Workspace ONE Access FedRAMP のみ)

Workspace ONE Access Connector 23.09 は、連邦情報処理標準 (FIPS) 140-2 準拠のアルゴリズムをサポートしています。

コネクタを FIPS モードで実行するには、コネクタの新規インストールを実行するか、FIPS モードでインストールされた 22.05 または 22.09.x Connector をアップグレードする必要があります。

Workspace ONE Access Connector は、非 FIPS インストールから FIPS インストールへのアップグレードまたは FIPS インストールから非 FIPS インストールへのアップグレードをサポートしていません。22.05 より前のすべてのバージョンのコネクタは、非 FIPS インストールです。

アップグレード中は FIPS モードを変更できません。コネクタのインストーラをグラフィカル モードで実行してアップグレードを実行する場合、FIPS モードを有効にするオプションは使用できません。サイレント モードでコネクタをアップグレードする場合は、WS1_ENABLE_FIPS プロパティに指定した値は無視されます。

また、アップグレード後やインストール後に FIPS モードを変更することはできません。

Workspace ONE Access テナントに関連付けられているすべてのコネクタ インスタンスは、FIPS モードで実行するか、または、どのエンタープライズ サービスがインストールされているかに関係なく、すべて非 FIPS モードで実行する必要があります。一部のコネクタ インスタンスを FIPS モードで展開し、その他のインスタンスを非 FIPS モードで展開することはできません。
注意:
  • FIPS モードの Workspace ONE Access Connector は、Workspace ONE Access FedRAMP テナントでのみサポートされます。他のタイプのテナントおよびオンプレミスの Workspace ONE Access インストールでは、FIPS モードのコネクタはサポートされません。
  • Workspace ONE Access Connector 23.09 の仮想アプリケーション サービス コンポーネントは FIPS モードをサポートしていません。

Workspace ONE Access サービスおよびアプライアンスとの互換性

Workspace ONE Access Connector 23.09 は、Workspace ONE Access クラウド サービスおよび Workspace ONE Access 仮想アプライアンス バージョン 23.09 以降のバージョンとのみ互換性があります。