updateoffline.hzn スクリプトを使用して、既存の Workspace ONE Access 仮想アプライアンスのオフライン アップグレードを実行できます。VMware Workspace ONE Access 製品ダウンロード ページから、スクリプトで使用するオフライン アップグレード パッケージをダウンロードします。

スクリプトは、アップグレード パッケージが製品と一致することを確認します。たとえば、Workspace ONE Access 仮想アプライアンスをアップグレードするときに、Workspace ONE Access のアップグレード パッケージではなくコネクタのアップグレード パッケージを使用すると、スクリプトの結果はエラーになります。

前提条件

  • 一般的なオフライン アップグレードの前提条件を実行します。Workspace ONE Access オフライン アップグレードの前提条件を参照してください。
  • VMware Workspace ONE Access オフライン アップグレード パッケージ identity-manager-23.09.0.0-buildNumber-updaterepo.zipVMware Workspace ONE Access アプライアンスにダウンロードします。VMware Customer Connect ダウンロード ページに移動し、[デスクトップとエンドユーザー コンピューティング] セクションで VMware Workspace ONE Access までスクロールします。[製品のダウンロード] をクリックします。

    ファイルの保存に推奨される場所は、/var/tmp です。

  • identity-manager-23.09.0.0-buildNumber-updaterepo.zip をアプライアンスにコピーした後、仮想アプライアンスのプライマリ ルート パーティションで利用可能なディスク容量が 4 GB 以上あることを確認します。

手順

  1. updateoffline.hzn スクリプトを見つけます。

    スクリプトは、次のパスにあります。

    /usr/local/horizon/update/updateoffline.hzn

  2. root ユーザーとして updateoffline.hzn スクリプトを実行します。
    /usr/local/horizon/update/updateoffline.hzn [-r] -f upgradeFilePath
    -f upgradeFilePath upgradeFilePath を使用してアプライアンスをアップグレードします。upgradeFilePath は絶対パスである必要があります。

    クラスタ内のノードをアップグレードする場合は、アップグレードする最初のノードで「[y]」と入力してインデックスを再作成します。クラスタ内の他のノードをアップグレードする場合は、この質問に「[n]」と入力します。単一ノードのアップグレードの場合、設定はデフォルトで「[y]」になります。

    必須
    -r アップグレード後に再起動します。 オプション
    -h スクリプトの使用方法を表示します。 オプション
    例:

    /usr/local/horizon/update/updateoffline.hzn -f /var/tmp/identity-manager-23.09.0.0-buildNumber-updaterepo.zip

  3. 「製品の RID は一致しています。続行してください。」というプロンプトが表示されたら、[Enter] を押して続行します。
  4. スクリプトで -r オプションを使用しなかった場合は、アップグレードの完了後に仮想アプライアンスを再起動します。
    reboot
  5. Workspace ONE Access 展開内のすべてのノードをアップグレードしたら、診断ダッシュボードを使用してシステム情報の健全性を監視します。
    1. Workspace ONE Access コンソールにログインします。
    2. [監視] > [回復性] の順に選択します。
    3. 展開が複数の Workspace ONE Access アプライアンスで構成されている場合は、監視するアプライアンスを選択します。
    4. 各種サービスのステータスを確認します。