Workspace ONE Access では、タイプが [その他] のディレクトリは、タイプが [LDAP 経由の Active Directory] または [統合 Windows 認証を使用する Active Directory] のディレクトリに変換できます。この機能は、AirWatch Cloud Connector (ACC) を使用して Active Directory と Workspace ONE Access との同期を展開しており、Workspace ONE Access Connector に含まれている追加機能を利用する Workspace ONE のお客様である場合に使用します。

このワンタイム移行手順により、タイプが「その他」の ACC ディレクトリが、Workspace ONE Access Connector と関連付けられている、タイプが「LDAP 経由の Active Directory」または「統合 Windows 認証を使用する Active Directory」のディレクトリに変換されます。この手順では、既存のディレクトリまたは関連付けられているすべての資格が削除されるわけではありません。

このユース ケースで「その他」のディレクトリを変換することには、次のタスクが含まれます。

  1. バージョン 20.01.0.0 から始まる Workspace ONE Access Connector のコンポーネントであるディレクトリ同期サービスとユーザー認証サービスをインストールします。詳細については、最新バージョンの『Workspace ONE Access Connector のインストール』を参照してください。
  2. 他のディレクトリを LDAP 経由の Active Directory または統合 Windows 認証経由の Active Directory に変換します。
  3. 必要に応じて、ディレクトリに対して追加の認証方法を構成します。パスワード(クラウド デプロイ)の認証方法は、ディレクトリ同期サービスに加えてユーザー認証サービスをインストールして選択すると、デフォルトで使用可能になります。
  4. デフォルト ポリシーとカスタム ポリシー(ある場合)を編集して、パスワード (AirWatch Connector) の代わりにパスワード(クラウド デプロイ)を使用します。
  5. Workspace ONE UEM から Workspace ONE Access ディレクトリへのユーザーおよびグループの同期を停止します。
重要:
  • この機能は、Active Directory から同期されたユーザーを含むディレクトリにのみ適用されます。UEM ローカル基本ユーザーを含むディレクトリには適用されません。
  • この機能は、OpenLDAP などの LDAP ディレクトリから同期されたユーザーを含むディレクトリには適用されません。LDAP 経由の Active Directory または統合 Windows 認証を使用する Active Directory にのみ適用されます。