OEMConfig は、Android 相手先ブランド名製造 (OEM) 向けの標準ソリューションです。Android Enterprise でネイティブに提供されている機能に加えて、さらに追加的な管理機能を管理者に提供します。OEMConfig は、OEM が構築、保守し、Google Play でホストされるアプリケーションです。このアプリケーションは、データ駆動型ユーザー インターフェイスで OEM が提供する設定を管理者が動的に構成できるようにすることで、AppConfig 標準を活用します。設定はデータ駆動型であり、アプリケーションベースであるため、OEM が提供する最新の設定にアクセスする場合でも、コンソールのアップグレードが必要になりません。
Android Enterprise デバイスの OEM 固有設定を追加、作成、カスタマイズするには、OEMConfig アプリケーションを使用します。アプリケーションは、UEM を介してデバイスに公開され、Android Enterprise Managed Google Play を使用してサイレントにインストールされます。カスタマイズした設定は、インストール中またはインストール後にアプリケーションに提供され、アプリケーションはデバイス上で対応する独自の API を呼び出します。OEM によって設定が異なる場合があり、さらにこれらの設定は、管理モード(Work 管理対象、Work プロファイル、または COPE)によって異なる場合もあります。使用可能な設定は、OEM が OEMConfig アプリケーションに組み込んだ機能によって異なります。OEMConfig のサポートの詳細については、OEM ベンダーにお問い合わせください。
UEM console で OEM 設定を構成する
OEMConfig は通常、UEM console に組み込まれていない設定を構成するために使用します。相手先ブランド名メーカー (OEM) によって、設定が異なります。使用可能な設定は、OEM が OEMConfig アプリケーションに組み込んだ機能によって異なります。
次の手順に従って、UEM console で OEMConfig アプリケーションの OEM 設定を構成します。
デバイスで OEMConfig の構成を開始する前に、次の事項に注意してください。
- OEM 設定は、テキスト ボックスを使用するデータ駆動型のユーザー インターフェイスであり、ユーザー固有またはデバイス固有の構成のために参照値をサポートします。
- OEM 設定のいずれかが空白になっている場合、または選択されていない場合、UEM console はキーと値のペアをデバイスに送信せず、その設定は構成から除外されます。
- [クリア] ボタンをクリックすると、現在の構成のすべての値(デフォルト値を含む)がクリアされます。
- [クリア] ボタンを使用して、構成のサブセットを設定します。
- 構成設定をクリアするには、各構成ページで [クリア] ボタンを使用します。
- OEMConfig アプリケーションは OEM によって構築され、Google Play にアップロードされます。Google Play で見つからない場合は、OEM に詳細をお問い合わせください。
- UEM console 1907 以降を使用しています。
- 管理対象の Google Play ストアから OEMConfig アプリケーションを取得します。
- [リソース] > [アプリ] > [パブリック] > [アプリケーションを追加] の順に選択します。
- [プラットフォーム] ドロップダウン メニューから [Android] を選択します。
- ポップアップで、以下のテキスト ボックスに提供された情報を入力します。
設定 説明 管理元 アプリケーションを管理するためにセットアップした組織グループを選択します。そのグループに属する IT 管理者のみが、OEMConfig アプリケーション構成を編集できます。 プラットフォーム Android ソース アプリストアを検索 名前 OEMConfig アプリケーション。たとえば、Knox Service プラグインの OEM 設定を構成する場合は、Knox Service プラグインと入力します。 - [承認] をクリックすると、OEMConfig アプリケーションが承認済みアプリケーションとして追加されます。
- [アプリ構成] を編集して、ポリシーのアクティベーションまたはアクティベーションの解除を行います。[割り当て] タブで、[割り当ての追加] を選択します。
- 詳細表示ページで [割り当て] をクリックします。
- OEMConfig アプリケーションを選択します。[編集] をクリックします。
- アプリケーション構成を [編集] して、OEMConfig アプリケーションの OEM 設定を構成します。
- アプリケーションの構成画面で、OEM 設定を構成し、展開のポリシーを変更します。
- [割り当てを更新] ポップアップ ウィンドウで、[保存して公開] をクリックします。
- [割り当てデバイス プレビュー] ポップアップ ウィンドウで、[公開] をクリックします。
OEMConfig アプリケーションからフィードバックを取得する
Google は、さまざまな理由でアプリケーションが UEM console console に構成フィードバックを送信できるようにするチャンネルを提供しています。ただし、管理された構成に関するフィードバックを送信する最も一般的なユース ケースは、エラーをすばやく検出するためです。フィードバックは、IT 管理者にエラーを通知でき、問題を修正するアクションを実行する助けとなることができます。UEM console を使用すると、すべてのデバイスおよびサポートされているアプリケーションにわたって報告されたフィードバックを表示できます。
次の手順を実行して、すべてのデバイスおよびサポートされているアプリケーションで報告されたフィードバックを表示し、特定のデバイスに関するアップデート フィードバックを強制して最新のアップデートを取得します。
- Workspace ONE Intelligence は、フィードバック データの取得とストレージを処理します。UEM console でアプリケーションのフィードバックを表示するには、Workspace ONE Intelligence を選択する必要があります。
Workspace ONE Intelligence にアクセスするには、Workspace ONE Intelligence Connector Service のインストール後に、[モニタ] > [Intelligence] に移動して、[申し込む] > [起動] の順に選択します。Workspace ONE Intelligence は、API 呼び出しを通じて Google から直接、フィードバックを要求します。
注: Android 管理対象アプリ構成のフィードバック チャネル が使用中の場合、 [アプリケーションの詳細] から [デバイス] までの画面の読み込みに時間がかかります。詳細については、「 Android アプリの [詳細] から [デバイス] までの画面の読み込み時間が長い」を参照してください。 - Workspace ONE Intelligence フィードバック サービスは、カスタマー レベルの組織グループの場合にのみオンにすることができます。
次の手順を実行して、UEM console で OEM 設定を構成します。
- すべてのデバイスおよびサポートされているアプリケーションにわたって報告されたフィードバックを表示するには、次の 2 つの方法があります。
- [リソース] > [アプリ] > [ネイティブ] > [パブリック] の順に選択し、OEMConfig アプリケーションをクリックします。詳細表示で、[デバイス] を選択し、[割り当て済みの構成] の下で [フィードバックを閲覧] を選択します。
- [デバイス] > [詳細表示] > [アプリ] の順に選択し、[フィードバックを閲覧] を選択できます。
- [フィードバック] 画面では、次の操作を実行できます。
- Workspace ONE Intelligence から最新のデータを更新するには、[再ロード ] をクリックします。
- [構成を編集] をクリックして、デバイス構成画面に移動して構成エラーを修正します。
- すべてのデバイスおよびサポートされているアプリケーションにわたって報告されたフィードバックを表示するには、次の 2 つの方法があります。