[アプリ] ダッシュボードを使用して、アプリと統合された Workspace ONE Intelligence SDK によってWorkspace ONE Intelligence for Consumer Apps console にフィードされたデータを表示、分析、および操作します。

コンシューマ アプリの特定

[アプリ] ダッシュボードの [Intelligence SDK アプリ] モジュールを使用して、すべてのコンシューマ アプリのリストにアクセスできます。グローバル検索を使用してアプリ名またはパッケージ ID でアプリを検索することもできます。グローバル検索を使用するには、Workspace ONE Intelligence SDK をアプリと統合し、Workspace ONE Intelligence for Consumer Apps によって生成されたアプリ ID を追加します。

アプリ ダッシュボード

[アプリ] ダッシュボードには、Workspace ONE Intelligence SDK からフィードされたアプリ データが表示されます。ダッシュボード モジュールを使用して、ユーザーの動作、アプリの障害、例外、およびユーザー フローに関するデータを操作します。

モジュールでは、数値、割合、およびキャレット(または矢印)を使用して変更が表されます。

  • 数値 - 数値は、選択した時間にわたる差分を表します。

    DAU(1 日あたりのアクティブ ユーザー数)モジュールの場合、数値 164 は、システムによって 164 人のアクティブ アプリ ユーザーが報告されたことを示します。

  • 割合 - 割合は、選択した時間に応じて現在と以前の差分を比較します。正または負の数で表し、キャレットと同時に使用されます。

    DAU モジュールの場合、-39% は、1 日あたりのアクティブなアプリ ユーザー数が 39% 減少したことを示します。

  • キャレット - キャレットは、選択した時間に応じた現在と以前の差分の比較を表します。状態に応じて上向きになったり下向きになったりし、割合と一致します。

    DAU モジュールの場合、下向きのキャレットは、1 日あたりのアクティブなアプリ ユーザー数が減少したことを示します。

[Intelligence SDK アプリ] モジュールの [すべて表示] メニュー項目を使用して、リスト表示にアクセスします。リスト表示から、1 つまたは複数のアプリに対して実行できるアクションはいくつかあります。
  • [インストラクションのコピー] - Workspace ONE Intelligence SDK をコンシューマ アプリと統合するためのインストラクションをコピーします。
  • [インストラクションのメール送信] - Workspace ONE Intelligence SDK を統合するためのインストラクションをシステムから E メールで送信させます。
  • [削除] - Workspace ONE Intelligence for Consumer Apps からアプリを削除します。複数のアプリを選択することで、アプリを一括で削除できます。
    重要: 現在のところ、削除したアプリを元に戻すことはできません。

マイ ダッシュボードとカスタム ダッシュボード

[マイ ダッシュボード] を使用して、作業中のタスクまたは問題を表示したり、作業中のタスクまたは問題に合うようにモジュールを配置します。 [マイ ダッシュボード] から、カスタム ダッシュボードを追加することもできます。カスタム ダッシュボードを使用すると、時間の経過とともにタスクの実行、状況の分析、または問題の解決を行う作業領域を作成および保存できます。 [Apteligent] カテゴリを使用して、SDK に統合されたアプリに関するメトリックを選択します。
  • [アプリ読み込み回数]
  • [カスタム イベント]
  • [ネットワーク エラー]
  • [アプリケーション イベント]
  • [ユーザー フロー]
  • [iOS のクラッシュ数]
  • [Android のクラッシュ数]
  • [処理済みの iOS のクラッシュ数]
  • [処理済みの Android のクラッシュ数]
[処理済みの iOS のクラッシュ数][処理済みの Android のクラッシュ数]、シンボル化されたクラッシュ レポートのみを含みます。クラッシュを正常に処理するには、iOS アプリの場合にはシンボル (dSYM) ファイル、Android アプリの場合には ProGuard の mapping.txt ファイルをアップロードする必要があります。 Workspace ONE Intelligence for Consumer Apps は、クラッシュを正常に処理し、それらをシンボル化してグループ化するために、これらのファイルを必要とします。
注: Android アプリケーションで ProGuard を使用しない場合は、アップロードをスキップしてください。

アプリの詳細ビュー

1 つのアプリを選択すると、 [概要][ユーザー フロー][ネットワーク インサイト] タブに表示される情報を確認できます。
表 1. アプリ詳細
[アプリ詳細] タブ メトリックス
[概要] 1 日あたりのアクティブ ユーザー数 (DAU)、1 か月あたりのアクティブ ユーザー数 (MAU)、およびアプリ読み込み回数に関するメトリックが含まれます。
[ユーザー フロー] アプリ内のインタラクションに関するメトリックが含まれます。重要なインタラクションには、ログイン、アカウント登録、アプリ内購入、アプリ読み込み回数、成功、キャンセル、および失敗があります。
[ネットワーク インサイト] サービスを監視するメトリックとエンドポイント上のアプリに関する API メトリックが含まれます。ネットワーク呼び出しのエラー率、状態とエラー コード、呼び出し回数、およびデータ帯域幅に関するデータを参照してください。
[エラー] クラッシュを監視し、エラー率、スタック トレース、診断の詳細、ユーザーが定めた修正の優先順位、トラブルシューティングのヘルプ、問題解決のための根本原因の特定方法を表示します。
[設定] iOS の場合にはシンボル (dSYM) ファイル、Android の場合には mapping.txt ファイルのアップロードに関連した設定です。iOS および Android プラットフォーム用の Workspace ONE Intelligence SDK をダウンロードします。