Hub サービス コンソールで、特定の Hub サービス機能を使用して、1 つ以上のテンプレートを設定できます。組織内の別々のグループにテンプレートを割り当てて、Workspace ONE Intelligent Hub の使用環境を定義してグループ別に管理します。

テンプレートに割り当てることができるグループは、Workspace ONE の構成によって異なります。

  • 認証モードが Workspace ONE UEM に設定されていて、Workspace ONE Access が統合されていない場合は、UEM スマート グループを割り当てることができます。Web ブラウザでの Intelligent Hub エクスペリエンスは利用できません。
  • 認証モードが Workspace ONE Access に設定され、Workspace ONE Access と Workspace ONE UEM が統合されている場合は、UEM スマート グループと Workspace ONE Access ユーザー グループを割り当てることができます。スマート グループをテンプレートに割り当てると、iOS、Android、Mac、および Windows デバイス用の Workspace ONE Intelligent Hub アプリケーションでテンプレートの定義を利用できるようになります。Web ブラウザで同じエクスペリエンスを提供するために、Workspace ONE Access ユーザー グループをテンプレートに割り当てます。スマート グループを使用してユーザー グループをテンプレートに割り当てることで、iOS、Android、Mac、および Windows デバイスや Web ブラウザのユーザーは一貫した使用環境を利用できるようになります。
  • Workspace ONE Access が Workspace ONE UEM と統合されていない場合は、ユーザー グループを割り当てることができます。この例では、iOS、Android、Mac、Windows の Workspace ONE Intelligent Hub エクスペリエンスは利用できません。利用できるのは、Hub Web ブラウザのエクスペリエンスのみです。

テンプレートをコピーしたり、テンプレートの名前を変更したり、機能セットを変更したりできます。テンプレートをコピーすると、新しいテンプレートを作成するプロセスが簡素化されます。テンプレートをコピーしても、割り当てられたグループは新しいテンプレートにコピーされません。

前提条件

  • Workspace ONE UEM が構成されている場合、Hub サービスでテンプレートを構成するには、Workspace ONE UEM のバージョンが 20.08 以降である必要があります。
  • オンプレミス環境でテンプレートを構成するには、オンプレミスの Workspace ONE Access のバージョンが 21.08 以降である必要があります。
  • グローバル Hub サービス機能およびシステム設定が正しく構成されていることを確認します。
  • テンプレートでグローバル設定を使用しない場合は、テンプレートを作成する前に、この機能のバージョンを作成します。アプリケーション カタログ、ブランディング、従業員セルフサービス ページ、カスタム タブのバージョンを作成できます。

手順

  1. Hub サービス コンソールのホーム ページに移動して、[テンプレート] をクリックします。
  2. [テンプレートの追加] をクリックします。
    新しいテンプレート フォームが表示されます。新しいテンプレートは、グローバル アプリケーション カタログおよびブランディング設定で事前構成されています。
    新規テンプレート フォーム
  3. [新規テンプレート] をクリックして、テンプレートの名前を入力します。
    テンプレートの説明を追加します。
  4. [有効] セクションを確認します。各機能の構成画面には、機能がどのように設定されているかを示すプレビュー セクションがあります。
    1. [ > ] をクリックして、このテンプレートで使用する [ブランディング] のバージョンを選択します。デフォルトはグローバル レベルの設定です。[プレビュー] セクションでブランディングのデザインを表示できます。
      [ブランディングのデザイン] セクションが表示されている機能構成ページのスクリーンショット
    2. [ > ] をクリックして、テンプレートで使用する [ アプリケーション カタログ] レイアウトのバージョンを選択します。
    3. [アプリケーション カタログ] では、このアプリケーション カタログ レイアウトを使用できるプラットフォームを選択します。
      [アプリケーション カタログ] セクションが表示されている機能構成ページのスクリーンショット
    4. [有効] セクションにある他の機能を確認し、使用するバージョンを選択します。
  5. [使用可能] セクションを確認します。テンプレートに機能を追加するには、切り替えアイコン をクリックします。機能が [有効] セクションに移動します。
  6. [有効] に移行する機能を確認します。
    Hub サービスのグローバル設定で設定されていない機能は、テンプレートで使用することはできず、 [使用できない機能を表示] セクションに一覧表示されます。
  7. テンプレートを保存してグループに割り当てる準備ができている場合は、[割り当て] をクリックします。そうでない場合は、[保存] をクリックします。
    テンプレートは、後でテンプレート ページから割り当てることができます。
  8. このテンプレートに割り当てるグループを選択します。Workspace ONE の展開によっては、[UEM スマート グループ] を選択して、[アクセス ユーザー グループ] を選択できます。
  9. [保存] をクリックします。
    [テンプレート割り当て] ページのスクリーンショット
    テンプレートは、[テンプレート] ページのリストの一番下に追加されます。

    優先度の変更やテンプレートの再割り当てなど、テンプレート設定を変更すると、Workspace ONE Intelligent Hub アプリケーションを再起動するとき、またはブラウザの Hub ポータルが更新されたときに、Workspace ONE Intelligent Hub に変更された設定が表示されます。

    テンプレートに割り当てられているグループを変更した場合、またはテンプレートの優先順位を変更した場合、セッション トークンの有効期限が切れるとアプリケーションが更新されるため、変更がデバイスに反映されるまでに最大 8 時間かかる場合があります。

次のタスク

[テンプレート] ページでテンプレートを整理して、テンプレートにアクセスする順序に優先順位を付けます。複数のテンプレートを設定する場合は、最も具体的なユーザー テンプレートからより一般的なテンプレートの順に優先順位を付けます。